ブログやウェブサイトを作成する上で、コンテンツ(文章)を書くことに苦戦している人は多くいます。コンテンツ作成に苦戦している理由は人それぞれです。その中でも、「文章が上手く書けない」という悩みをもっている人は非常に多いです。

例えば、「話がまとまらない」「文章が読みにくい」などは、典型的な悩みの例だといえます。

こうした問題のほとんどは、「文章の論理展開が上手くできていない」ということに原因があります。論理的な文章となっていないために、自分で読んでも違和感を覚えてしまうのです。

論理的な文章を書く第一ステップは「構成案」を作成することだといえます。コンテンツを書く前に、コンテンツ全体の構成を考えておけば、自然と論理的で読みやすい文章を書けるようになるのです。

そこで今回は、「論理的なコンテンツを書くために構成案を作るべき理由」について解説します。

構成案を立てる重要性

ブログやウェブサイトに掲載するコンテンツを作成するときには、「構成案」を立てることが重要になります。構成案があると、コンテンツの内容がブレにくくなるためです。

構成案とは、いってしまえば「コンテンツの骨組み」になります。家を建てるとき、最初に骨組みを作るのが大切であることと同様に、文章を書く際にもまず構成案を立てることが必要不可欠です。しっかりと構成案を作ってからコンテンツを書き始めると、論理的な文章を書けるようになります。

論理展開の重要性

コンテンツを作成する際には、文章の「論理展開」を意識することが大切になります。論理的な文章でなければ、ユーザーからコンテンツを読んでもらえませんし、コンテンツを読んでもユーザーはコンテンツの内容に納得しません。

例えば、以下は論理展開がメチャクチャである文章の例です。

ダイエットを成功させるためには、運動や食事によってカロリー量を調整することが欠かせません。摂取カロリーと消費カロリーのバランスが体重をコントロールしているためです。

食事から摂取するカロリー量を減らしたり、運動によって消費するカロリー量を増やしたりすることは、体重を減らすことにつながります。食事制限や運動によって「摂取カロリー < 消費カロリー」となれば、その分だけ脂肪が燃焼されるためです。

ただ、カロリー制限は体を動かすためのエネルギー不足を招くため、健康にとって好ましくありません。これは、運動によってカロリーの消費量を高めるのも同じです。

そのため、カロリー制限や運動は行わないようにしましょう。

以上の例文を読んで、違和感を覚えた人がほとんどだと思います。それは、例文における論理展開が崩れていることが原因です。

具体的には、前半部分で「ダイエットにはカロリー調整が重要であり、食事や運動によってカロリー量を調整すれば痩せる」と書いているにも関わらず、後半では「カロリー制限や運動は行わないようにしましょう」という結論になっています

これでは、文章を読んだほとんどの人が「結局、ダイエット中にカロリー制限や運動はした方が良いの?」という疑問をもつことになります。その結果、コンテンツの続きを読んでくれなくなるだけでなく、コンテンツを掲載しているウェブサイトやブログを信頼しなくなるのです。

ユーザーから「読まれない」「信頼されない」ようなブログやウェブサイトは、アクセスが集まらないため稼げません。

そうしたことを避けるためにも、ブログやウェブサイトに載せるコンテンツは、論理展開を意識して論理的な文章を書くようにしましょう。

論理的な文章を書くためには構成案が必須

このとき、構成案が必須になります。コンテンツ全体の構成を明確にしてからコンテンツを書き始めると、話の内容がズレにくくなるためです。

コンテンツ全体の構成を考えずに文章を書き始めると、ほとんどの人は関係のない内容をグダグダ書いてしまいます。つまり、「コンテンツで伝えたいこととは無関係な情報を入れてしまう」のです。話の内容がズレると、論理展開がおかしくなるだけでなく、「何が言いたいのかがわからない文章」となります。

例えば、構成案を作らずに文章を書くと、以下のように話がどんどんズレてしまいます。

タイトル:ダイエットを成功させるために鉄が必要な理由

ダイエットを成功させるためには、「鉄」を摂取することが重要になります。鉄は、脂肪を燃焼する「ミトコンドリア」と呼ばれる器官が働くために欠かせない栄養であるためです。

そこで今回は、ダイエットと鉄の関係性について解説します。

ダイエットと鉄の関係性

鉄というと、ダイエットとは無関係だと思っている人は多いはずです。しかし実際には、ダイエットと鉄には深い関係性があります

…(中略)…

このように、鉄はダイエットを成功させるために欠かせない栄養素なのです。

鉄不足が関わる病気

鉄不足は、肥満だけでなくさまざまな不調に関係しています。例えば、体内で鉄分が不足すると、疲れやすくなったり、手足が冷えたりします。

…(中略)…

このように、鉄はダイエットだけでなく、疲労感や冷えといったさまざまな不調に関係しているのです。

冷え症の原因

冷え症となる原因は、鉄不足以外にもたくさん挙げられます。

…(中略)…

このように、冷え症の発症には、さまざまな要因が関与しているのです。

今回述べたように、鉄は体にとって非常に重要な栄養素だといえます。健康的な生活を送るためにも、普段から鉄を意識して摂取するように意識しましょう。

以上の例文は、本来であればタイトルにあるように「ダイエットにおける鉄の重要性」を述べるコンテンツです。ただ、途中で「鉄が関わる病気」という話を入れてしまったばかりに、そこから「冷え症の原因」という、ダイエットや鉄とはまったく関係のない話になってしまっています

さらに、結論も「健康的な生活をするために鉄を意識して摂りましょう」となり、もともと主張したいと考えていた「ダイエットと鉄の関係」から大きくズレています。つまり、論理展開がおかしくなっているのです。

ほとんどの人は「自分はこんなメチャクチャなことはしない」と感じるかもしれません。しかし実際には、構成案を作らずに文章を書き始めると、十中八九、コンテンツの内容とは無関係な内容を書いたり、主張と結論がズレてしまったりします。

こうしたことを避けるためにも、コンテンツを作成するときには、最初に構成案を立てるようにしましょう。

構成案には起承転結を活用する

ここまで述べたように、論理的な文章を書くためには最初に構成案を立てることが大切です。そこでここからは、構成案の具体的な立て方について解説します。

構成案とは

そもそも構成案とは、具体的にどのようなものを指すのでしょうか。一般的に知られている言葉でいうと、「起承転結」「序破急」「序論・本論・結論」などが構成案だといえます。この中でも、「起承転結」という言葉は、ほとんどの人が聞いたことがあると思います。

例えば、小学生の夏休みに作文を作るときに、先生や両親から「起承転結を意識して書きなさい」と言われた記憶がある人は多いはずです。

起承転結とは、簡単に説明するとそれぞれ以下のような意味を指します。

起:話の前提

承:話の始まり。予想外の出来事が起こる

転:予想外の出来事を解決する

結:結果

だいたいの話は、このような構成で作られています。これは、小説であってもドラマであっても同じです。

起はそれぞれの物語によって大きく異なりますが、承転結という流れは共通しています。例えば恋愛ドラマであれば、以下のようなストーリーであることが多いはずです。

承:幸せな生活から、主人公が一転して不幸になる(パートナーとの突然の別れなど)。そして、落ち込んで自暴自棄になったり、仕事が上手くいかなかったりするようになる。

転:最初に起こった不幸以上の幸せが訪れる(もっと良いパートナーが見つかるなど)

結:主人公は幸せになる(新たなパートナーと結婚するなど)

このように、ほとんどのドラマや小説といった物語は、承転結という流れに沿っています。そして、こうした起承転結が物語の構成案になるのです。

起承転結が嫌われる理由

世の中には、起承転結を嫌う人が多く存在します。実務的な文書には、転(驚きの要素)が必要ないためです。

例えば、ビジネスにおける報告書や学術的な論文などには、転という驚きの要素を入れる必要がありません。ドラマや小説などでは必要不可欠である「転」は、実務的な文書では不必要なのです。こうした実務的な文書は、読者を引き付けるのではなく、客観的な事実を述べることが目的であるためです。

物語における「転」は、読者を引き付ける役割をもっています。つまり、読者を魅了する必要がない実務的な文書では、「転」は要らないどころか邪魔です。

こうした理由から、実務文章を専門的に勉強している人の中には、起承転結を嫌う人が多く存在します。

起承転結を意識すべき理由

ここまで述べたように、実務的な文書には転が必要ありません。その一方でコンテンツを作成する上では、起承転結を意識することが大切です。起承転結を意識すると、次に書くべき文章が自然と出てくるためです。

コンテンツを書いているときに「次は何を書こうか?」と悩む人は多くいます。このとき、コンテンツ作成が止まってしまうのです。そこで、起承転結を意識して文章を書いていると、自然と次に書くべき内容が頭に浮かびやすくなるため、途中で止まることがなくなります。

例えば、あなたが以下のように自分のダイエット体験記について書いていたとします。

私は18歳のときから、10年近くダイエットに励んでいます。最初はカロリー制限によるダイエットに取り組んで5キロ近く痩せました。ただ、「痩せてはリバウンドする」という生活を繰り返していたのです。

ここで文章を書く手が止まってしまったとします。また文章を読む人にとっても、これだけでは次にどのような話があるのかわからず、結論が見えないと感じてしまいます。

そこに次に記す一文が書いてあったらどうでしょうか。

私は18歳のときから、10年近くダイエットに励んでいます。最初はカロリー制限によるダイエットに取り組んで5キロ近く痩せました。ただ、「痩せてはリバウンドする」という生活を繰り返していたのです。

そのような私の転機となったのは、昨年の夏に糖質制限ダイエットに出会ったことでした。

例文の赤字で記した一文は起承転結の「転」に当たります。この1文が入るだけで、次に何を書くべきかが見えてくるのではないでしょうか。また読んでいる人にとっても、おのずと結論が見えてくるはずです。

このように、コンテンツの中で「転」を意識して活用すれば、自然と次に何を書くべきかが見えてきます。

コンテンツは「転」がないと読まれない

ドラマや小説などのストーリーであれば、読者を魅了するためにも「転」は必要不可欠になります。転があることで、初めて読者を引き付けることができるのです

例えば、「承」「転」がないストーリーは以下のようになります。

夫婦と長男の3人家族が幸せに生活していました。家族はお金にも困ることなく、毎日を過ごしていました。

長男が中学生になると、野球を始めました。長男は順調にレギュラーになり、中学校最後の大会も県でベスト4まで進出しました。また、高校受験に関しても問題なく志望校に合格しました。

夫婦も喧嘩することなく生活しており、仕事に関しても共働きの2人とも問題なく昇進していったのです。

その後、長男は25歳で結婚し、すぐに子どもを授かりました。その子どもも無事に生まれて、家族はさらに幸せな生活を送ることになりました。

以上の文章を読んで面白みを感じた人はいないのではないでしょうか。

ストーリーの内容は特に悪い話ではないにしても、「話の続きを見たい」と感じた人はいないはずです。その一方で以下のように「承」「転」を入れるとどうでしょうか。

夫婦と長男の3人家族が幸せに生活していました。家族はお金にも困ることなく、毎日を過ごしていました。

長男が中学生になると、野球を始めました。長男は順調にレギュラーになり、中学校最後の大会も県でベスト4まで進出しました。ただ高校受験において、受験当日に熱を出してしまい、受験した全ての高校に落ちてしまったのです(承)

このときから長男の様子はおかしくなり、家族の仲も悪くなっていきました。

これまで喧嘩することなった夫婦は毎日のように言い合いをするようになり、夫の仕事も上手くいかなくなったのです。

しかし、ある人物との出会いによって、長男の調子も家族の仲も改善することになります(転)

その人物とは……

以上の例文では、「承」「転」を入れています。これだけでも、ストーリーにメリハリが付いて面白みのある文章になったと感じるはずです。

このように、「転」は実務的なビジネス文書では避けられがちですが、ユーザーを引き付ける必要があるコンテンツ文章では、必要不可欠な要素だといえます。

カメラワークに習う文章構成

ただ、いきなり起承転結で構成案を作ろうとしても、すぐに活用できる人は少ないです。そうした際には、映画やテレビにおけるカメラワークが参考になります。カメラの位置と距離、役割に注目して映画やドラマなどのカメラワークを確認すると、構成案の作成に役立つのです。

カメラワークでは「導入」「本編」「結末」といった3つの視点を切り替えながら、視聴者のストーリーに対する理解を促しています。

コンテンツ作成時も、起承転結だと上手く構成案ができない場合には、「導入」「本編」「結末」といった単純な構成案にすると良いです。

導入

ドラマなどの導入部分における映像は、視聴者に対して「これから何が始まるのか?」を説明する役割をもっています。ドラマのストーリーに入る前に、視聴者に話の全体的なイメージをもってもらうということです

例えば、学園ドラマであれば、最初はドラマの舞台となる学校の校舎やグラウンドなどを全体的に映すようなカメラワークとなっています。このように、最初にドラマの舞台である場所を全体的に見せることで、「これから始まる話はここでの出来事ですよ」という状況説明の役割を果たすのです。

コンテンツの始まり(書き出し)も、コンテンツの全体像をユーザーに伝えるイメージで書くと良いでしょう。

本編

本編におけるカメラワークは、主人公やヒロインなどの表情などをアップにして映します。これは、緊張している様子や緊迫した雰囲気を視聴者に伝えるためです。

つまり、ストーリーの詳細部分を視聴者に理解してもらう役割があるのです。

例えば、恋愛ドラマであれば、主人公がヒロインに対して告白する場面などが本編になります。ここでは、主人公とヒロインの顔を表情の細かな変化がわかるような近距離で映し、それぞれの表情を交互に見せることで、視聴者をストーリーの中に引き込みます。

簡単にいうと、細かい情報を伝えることで、視聴者自身がその場にいるよう(主人公やヒロインになったよう)に感じさせるのです。

コンテンツの本編も、ユーザーが「この話はまさに自分のことが書かれている」と感じるように、詳細な情報を提供するように意識して書くと良いでしょう。

結末

ドラマなどにおけるカメラワークは、導入部分で全体像、本編で詳細を映した後、結論の部分で再度遠くから全体像を映します。

例えば、恋愛ドラマであれば、主人公とヒロインを近距離で映した状態から、徐々に二人とカメラの距離を離していきます。そして最終的には、景色が良い背景と2人の後姿などが写った映像のところでエンディングテーマなどが流れることになります。

こうしたカメラワークは、ストーリーが終わることを視聴者に伝える役割をもっています。

コンテンツにおいても、最後にはコンテンツの全体像を説明する、いわゆる「まとめ」を書くようにしましょう。

このように、コンテンツを作成する際にも「導入(遠景) → 本編(近景) → 結末(遠景)」といったイメージをもっていれば、起承転結よりも簡単に構成案が作れるようになります。

コンテンツにおける導入文の重要性

コンテンツ(文章)の構成案の中でも、導入部分は非常に重要になります。ユーザーにコンテンツの続きを読んでもらうためには、導入文でユーザーに「面白い」「続きを読みたい」と思わせる必要があるためです。

特に、インターネットにおけるコンテンツを作成する際には、「ユーザーは文章を読みたくないと思っている」ということを頭に入れた上で導入文を考えることが大切になります。

ユーザーは読まない

あなたが書いたコンテンツを読むかどうかは、ユーザーが決めます。コンテンツが読まれるかどうかは「あなたがどれだけ時間をかけて丁寧にコンテンツを作成したか?」ではなく、「どれだけユーザーが読みたいと思ったか?」で決まります。つまり、選択権はユーザー側にあるのです。

そして、インターネットでコンテンツを作成する際に必ず意識しておかなければいけないことは、「ユーザーは決してあなたのコンテンツを読みたいと思っていない」ということです。

コンテンツを作成していると、どうしても自分の感覚でコンテンツを評価しまいます。例えば、「これだけ力を入れて書いたから、みんな読んでくれるだろう」「こんなにたくさんの情報を載せたから、多くの人に読んでもらえるだろう」といった思い込みです。

就職試験などで書かれる小論文や業務における報告書であれば、提出された人はその文章を読む責任や義務があります。ただ、インターネットのコンテンツに関しては、ユーザーには読む責任や義務はありません。むしろ、「よほど興味があるコンテンツしか読まない」と言っても過言ではありません。

そうしたユーザーに対して、コンテンツを読んでもらうために重要になるのが導入文です。導入文を確認して「続きを読みたい」と思えば、ユーザーはコンテンツを読み進めます。

逆に、どれだけコンテンツの内容が充実していても、導入文でユーザーの興味を引くことができなければ、コンテンツを読み進めてもらえる可能性は非常に低くなるのです。

こうしたことから、コンテンツにおける導入文は非常に重要だといえます。

導入文の3パターン

ユーザーの興味を引き付けるコンテンツの導入文には、「決まった型(パターン)」があります。導入文を考えるときには、こうしたパターンを活用するようにしましょう。

具体的には、「インパクト優先型」「寸止め型」「Q&A型」の3つがあります。

インパクト優先型

先のカメラワークを参考にした話では「導入部分は全体像を記す」と述べました。ただ全体像の前に、インパクトのある結論を明記することは、ユーザーの興味を引き付けることにつながります。

例えば、以下の導入文は全体像のみを記した文です。

ダイエットに失敗している人は驚くほど多いです。ほとんどの人が、一時的に痩せたとしてもリバウンドしています。

そうした中で、ちまたではさまざまなダイエット方法が流行っています。ただ、そのどれもが数年もしないうちに廃れていくのです。

ダイエットを成功させるためには、こうした流行に捉われないことが大切になります。

そこで今回は「流行のダイエットを実施すべきでない理由」について解説します。

もちろん、これだけでも導入文としては問題ありません。ただ、以下のようにインパクトのある結論を最初に述べると、さらにユーザーの目を引く導入文となります。

「○○ダイエット」といった流行のダイエットを実施しても、ダイエットで成功することはありません。

ダイエットに失敗している人は驚くほど多いです。ほとんどの人が、一時的に痩せたとしてもリバウンドしています。

…以下同じ…

 

例文のように、強めの結論を最初に述べることで、ユーザーは「えっ? そうなの?」「なんで?」というように疑問を抱くようになるため、よりコンテンツの内容に興味をもってくれます。

こうしたインパクトの強い結論を述べることは、ユーザーを引き付けるために有効なテクニックの一つとなります。

寸止め型

また結論を全て述べるのではなく、逆に「見せない」という方法も、ユーザーの興味を引き付けるために有効になります。主張の核心部分を述べないことで、ユーザーを焦らすのです

例えば、以下の導入文は結論を述べずに、結論の直前で寸止めしています。

一般的に、ダイエットを成功させるためには食事と運動が重要だといわれています。「食事で摂取カロリーを減らしたり、運動によって消費カロリーを増やしたりすれば体重が減る」という理論があるためです。

しかし実際には、ダイエットの成功は9割以上が食事にかかっています。そして、ダイエットを成功させるための食事とは、カロリーを制限することではないのです。

それでは、ダイエットを成功に導く食事とはどのような食事法であり、どのような理論なのでしょうか。

今回は、ダイエットで成功するための食事法とその理論について、具体的に解説します。

以上の例文では、結論に関連する情報だけを述べて「正しい食事法」「ダイエットの9割が食事で決まる理論」といった核心部分については書いていません。

人は、ある物事に関連する情報を知ると「もっと知りたい」と思うようになります。そのため、このように導入文で結論の関連情報だけを述べて、核心部分を書いていないと「続きが見たい」と感じて、コンテンツを読み進めてくれるのです。

こうした寸止め型の導入文も、ユーザーを引き付けるためには有効だといえます。

Q&A型

導入文として最も典型的であるのが「Q&A型」です。簡単にいうと、導入文で問題提起とそれに対する解答を述べる形になります。

例えば、以下の文章はQ&A型の導入文です。

ダイエットを成功させるために必要な食事とは、どのような食事でしょうか?

それは「糖質制限」になります。従来のカロリーを制限する食事法は、体の不調やリバウンドを招く可能性があります。その一方で糖質制限は、不調やリバウンドを引き起こすことなく体重を減らすことができるのです。

そこで今回は、そうした糖質制限の秘密について迫ります。

以上の例文では、結論を既に述べてしまっています。いってしまえば、導入文だけでコンテンツの結論がわかってしまうのです。

一見すると、導入文で全ての情報を出してしまったら、ユーザーは続きを読んでくれないように感じるかもしれません。しかし実際には、導入文で結論を述べてしまっても問題ありません。興味がある人は続きを読んでくれますし、興味があるけど時間がない人にとっては、導入文だけで結論がわかるためありがたいです。その場合、時間が作れたときに読み進めてくれるようになります。

こうした「Q&A型」は、導入文としてオーソドックスな形だといえます。そのため、導入文で悩んだときには、「Q&A型」の導入文を作るようにしましょう。

論理的な文章にするためのポイント

コンテンツを書き始める前に構成案を作成すれば、コンテンツ全体が論理的な文章になります。ただ、論理的な文章を書くためには、構成案を作るだけでは不十分です。全体的な構成だけでなく、各部分における文章も論理的に書く必要があります。

そこで以下に、論理的な文章を書くためのポイントについて記します。

主張、理由、例

論理的な文章を書くためには、「主張(意見) → 理由 → 例」という順番で書くことが大切です。この3つの流れを意識するだけで、論理的な文章になります。

例えば、「主張 → 理由 → 例」で作った文章を以下に記します。

ダイエットを成功させるためには、糖質の摂取量を減らすことが大切になります(主張)。糖質は肥満を促す「インスリン」と呼ばれるホルモンの分泌を促すためです(理由)。

例えば、ケーキなどの甘いものを食べると太るのは、誰もが認識していることだと思います。これは、ケーキに糖質(砂糖や小麦粉)がたくさん含まれているため、ケーキを食べることでインスリンが大量に分泌されるために起こる現象です(例)。

以上のように、最初に主張とその理由を述べて、その後に事実もしくは例文を書くことで、自然と論理的な文章になります。

そうはいっても、事実や例文が思いつかない人は多いはずです。ただ、論理的な文章を作り上げるためには、事実や例文は必ず必要な要素になります。そのため、もしその場で例文を思いつかなくても、主張と理由を書いた後には、「例えば」「具体的には」などの言葉を入れるようにくせを付けておきましょう

私が文章を書くときであっても、「例えば」「具体的には」などを無理やり付け加え、後で事例を必死で考えるようにしています。論理的な文章にするためには、それだけ「例」を述べるのが重要だからです。

主張だけではユーザーは満足しない

コンテンツを作成する際に、主張を述べるだけではユーザーは満足しません。主張だけ書いてある文章を読んでも、ユーザーには疑問が残るためです。

例えば、主張だけであると以下のような文章になります。

ダイエットを成功させるためには、糖質の摂取量を制限することが大切です。

そのため、ご飯やパン、お菓子などの糖質を多く含む食品は避けるべきだといえます。こうした食品を避ければ、ダイエットは必ず成功します。

以上の例文を読んでどのように感じるでしょうか。おそらくほとんどの人が「なぜ糖質を制限したら痩せるの?」という疑問をもったはずです。

コンテンツを読んでいる途中で疑問が浮かぶと、ユーザーはコンテンツを読むことを止めてしまう可能性があります。そうしたことを避けるためにも、事実を述べた後には、必ず理由を述べるようにしましょう。

ユーザーの理解を促す例文が必須

また主張と理由の後には、必ず具体例を述べるようにしてください。例え話を出すことで、よりユーザーの理解を促すことにつながります。

例えば、以下の文章は主張と理由だけの文章です。

ダイエットを成功させたいのであれば、カロリー制限は避けるべきです。カロリー制限を行うと、必ず不調に悩まされることになるからです。

この文章だと、ほとんどの人の頭の中には「カロリー制限によって起こる不調にはどのようなものがあるのだろうか?」という疑問を抱くはずです。つまり、「主張だけで理由がない場合」と同じように、ユーザーは「主張と理由だけ」だとコンテンツを読むのを止めてしまう可能性があるのです。

そうしたことを避けるためにも、必ず以下のように主張と理由の後には例を記すようにしましょう。

ダイエットを成功させたいのであれば、カロリー制限は避けるべきです。カロリー制限を行うと、必ず不調に悩まされることになるからです。

例えば、食事から摂取するカロリーが足りないと、エネルギー不足によって手足の冷えやふらつき、疲れやすさといった症状が出現します。実際、私が太っていたことにカロリー制限をしたとき、……。

このように、「例えば」「実際のところ」「具体的には」などのように、わずかでも事例や体験談を記すことが、ユーザーの理解を大きく高めることになるのです。

今回述べたように、ユーザーに読まれるコンテンツを作成するためには、論理的な文章を書くことが欠かせません。そのため、コンテンツを書き始める前に全体の構成案を作ることは、自然と論理的で読みやすい文章を書くために必須です。

また、「主張 → 理由 → 例」という型を意識して文章を書けば、さらに論理的なコンテンツを作り上げることになります。

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