ウェブサイトやブログを運営していると、インタビュー記事を書く機会が多くあります。当然、インタビュー記事を書くときには、インタビューを実施しなければいけません。

良いインタビュー記事を書くためには、コンテンツを書く能力だけでなく、インタビュー力も必要になります。どれだけコンテンツを書く能力が高くてもインタビューによって上手く情報を得ることができなければ、当然ながら質が高い記事を作成することはできません。

そのため、ウェブサイトやブログを運営するのであれば、インタビューを実施するときのポイントを知っておくことが大切です。

そこで今回は、「人気のインタビュー記事を書くために必要な3ステップ」について解説します。

インタビュー(取材)を実施する

ウェブサイトのコンテンツ(記事)を作成する際には、インタビュー(取材)を行うことが大切です。取材を行うことで、より深い内容の情報を得ることができるようになるためです。

例えば、ダイエットに関する記事を書くとします。インタビューを実施せずに教科書を参考にして事実だけで書かれたコンテンツは、「○○ダイエットというダイエットがある」「××ヶ月行って△△キロやせた」というように、事実だけが記載されるようになります。

その一方で、インタビューを実施すればダイエット実践者から深い内容を聞くことができます。その内容を記事にすれば、より深いコンテンツになります。

例えば、「○○ダイエットを実施した」という事実であっても、実際にダイエット体験者に話を聞くことで「××ダイエットや△△ダイエットを行ってやせなかったが、○○ダイエットに取り組んでみたら効果が確認できてよかった」「□□という本でたまたま○○ダイエットを見かけて、やってみたら1か月で1.6kg」というように、余計な話をしてもらえる可能性があります。

つまり、ダイエット経験者の言葉で話してもらうことで、「○○ダイエットを実施した」という事実だけでなく、体験者が○○ダイエットを行うまでのストーリーを得られる可能性が高いのです。

このように、インタビュー(取材)を行うことで、より深い話まで掘り下げて聞くことができるようになるのです。

コンテンツ作成のためにはインタビューが大切

事実だけの情報が書かれているコンテンツほど、ユーザーにとって退屈で面白みがない記事になります。そこで、ウェブサイトやブログでアクセスを集める人気の記事を書くためには、必ずインタビュー・取材を行うことが必要不可欠です。

例えば、ダイエットに関するコンテンツで以下のように事実だけが述べてある記事があったとします。

ダイエットに成功するためには、食事制限と運動に取り組むことが大切になります。食事する摂取したカロリーを減らし、運動によってカロリーの消費量を高めれば、余計に消費した分だけやせるためです。

そのため、ダイエットに成功するためにまずやるべきことはカロリー計算だといえます。

適切なカロリー計算を行い、食事と運動でカロリーを調整できれば、確実にダイエットで成功できるようになります。

以上の例文を読んで、「当たり前のことが書かれている」と感じた人は多いはずです。こうした事実だけを述べた文章は、ユーザーに対して「また同じような話か……」「そんな話は知っている」と感じさせることになります。つまり、ユーザーの興味を引かない文章だといえます。

その一方で、以下のように筆者の体験談が書かれている文章はどうでしょうか。

ダイエットに成功するためには、食事制限と運動に取り組むことが大切になります。食事から摂取するカロリーを減らし、運動によってカロリーの消費量を高めれば、余計に消費した分だけやせるためです。

例えば、私は毎日食事で摂取するカロリーを200キロカロリー減らしました。また、朝からウォーキングをして100キロカロリーを消費するようにしました。つまり、これまでよりも1日当たり300キロカロリーを余分に消費するように計算したのです。

そうした食事制限や運動を2ヶ月続けた結果、これまでどんなダイエット方法でも変化しなかった体重が5キロも落ちました

こうした経験からも、ダイエットに成功するためにまずやるべきことはカロリー計算だといえます。

適切なカロリー計算を行い、食事と運動でカロリーを調整できれば、確実にダイエットで成功できるようになります。

以上のように筆者の体験談が入っていれば、「なるほど、これくらい食事制限と運動を実施すれば2ヶ月で5キロも落ちる可能性があるのか。それなら自分も試してみようかな……」というように、ユーザーの興味を引いた上で、行動まで移させるようなコンテンツになるのです。

インターネットビジネスでは、ユーザーに読まれるコンテンツ(アクセスを集めるコンテンツ)はもちろんのこと、ユーザーを行動させるコンテンツを書くことが必須です。

ユーザーに読まれなければアクセスが集まりません。また、どれだけアクセスが集まっても、ユーザーを行動させることができなければ、商品を売ったり、登録させたりすることはできません。いってしまえば、お店にお客さんがたくさん来ている(アクセスが集まっている)のに、まったく商品が売れないような状況になります。

このように、アクセスを集めてユーザーを行動させる記事を書くためには、インタビュー(取材)を行うことが大切になります。

インタビュー記事作成までの3ステップ

それでは、ここからはウェブサイトやブログに載せるインタビュー記事を書くまでの過程について記します。

取材記事を書くためには、主に「インタビュー前」「インタビュー中」「インタビュー後」の3ステップを意識するようにしましょう。

インタビュー前(取材前)

インタビューを実施するときには、事前の準備が非常に重要になります。インタビューが成功するかどうかは、事前の準備にかかっているといっても過言ではありません。

どれだけベテランのインタビュアーであっても、準備なしにインタビューを行うと失敗します。

そこで以下に、インタビュー前に行うべき準備について記します。

打ち合わせ

インタビューをするときには、話し手と事前に打ち合わせをしなければいけません。個人でインタビューを申し込む場合には、打ち合わせといってもメールや電話でやり取りする程度ですが、それでも打ち合わせは大切です。

例えば、「インタビューの時間はどれくらい取れるのか?」ということは、打ち合わせで明確にしておかなければいけません。30分程度しかインタビューできないのと、3時間程度ゆっくり話を聞けるのでは、インタビューしていく内容が大きく異なります。

短時間しかないのであれば、世間話などは最小限にして、できるだけ短い時間で必要な情報を聞き出すように質問を考えなければいけません。その一方で3時間も時間がある場合には、世間話をゆっくりと行って、お互いにリラックスした後に本題に入っていくようなインタビューを計画できます。

また、打ち合わせ時には「録音や写真撮影の可否」を確認しておく必要があります。

インタビューでは、インタビュー中の話に夢中になって聞き逃してしまう内容が必ず出てきます。そのため、インタビュー後に確認できるように、できる限り録音をしておいた方が良いです。

さらに、インタビュー記事には可能な限りインタビュー中の写真を載せるようにします。写真を載せることで、ユーザーが「本当にインタビューをしたのだ」と感じて、記事の信頼性が高まるためです。

もちろん、録音や写真撮影がNGという話し手もいます。そのため、打ち合わせの段階で録音や写真撮影の可否も確認しておくようにしましょう。

このように、打ち合わせの段階でインタビュー時間や録音・写真撮影に関する情報を忘れずに確認することが大切です。

下調べ

話し手との打ち合わせが終わった後は、その相手の下調べすることが必須になります。相手のことを知らずにインタビューをしても、取材は上手くいきません。相手のことを十分に理解した上でインタビューに臨むようにしましょう

人間は、自分に興味を持ってくれている人に好感を抱きやすいです。

例えば、あなたがインタビューを受ける立場にあったとします。そうした際に、インタビュアー(聞き手)があなたの名前すら正確に覚えていなかったらどう感じるでしょうか。ほとんどの人は、「この人(インタビュアー)は私に興味をもっているわけではなく、単なる仕事でインタビューをしているのだ」と思うはずです。

その一方で、「○○さんは××県出身と伺っています。××県は□□が有名ですが地元の人たちにも人気があるのでしょうか?」など、しっかりと調べないとわからないような質問をされるとどうでしょうか。

おそらく、「この人(インタビュアー)はよく調べているな。それほど私に興味を持ってくれているのだろう」と感じる人が多いはずです。

もちろん、あまりに突っ込みすぎた情報まで調べて話をするのは問題です。例えば、高校時代の彼女や彼氏の名前まで調べられていたら、不信感をもつのは当然でしょう。

そうはいっても、インタビューをするときには、事前に相手のことに関して下調べをしておくことが重要です。もし本を書いている人にインタビューをするのであれば著書を読んでおくのは当然ですし、ウェブサイトを運営している人であれば、運営しているウェブサイトを確認しておくのは当たり前です。

また、話し手に関連することについても調べておくようにしましょう。

例えば、下調べで話しての趣味が「魚釣り」ということがわかったとします。そうした場合には、魚釣りについて学んでおくと良いです。人間は、共通の話題がある人に対して好感を持つ傾向にあります。そのため、あなたが話し手の趣味に関して事前に調べていれば、その話題を使って相手との距離感を縮められるようになります

このように、インタビューをする前にはしっかりと下調べをしておくようにしましょう。

質問事項の用意

下調べをした後は、インタビュー時に聞く質問事項を考えます。質問の内容は、打ち合わせや下調べが終わった後に作るようにしてください。インタビューの時間や下調べの結果に合わせて、質問内容を考えなければいけないためです。

例えば、既に述べたように、インタビューの時間が短いのであれば、短時間で核心に迫るような質問事項を挙げなければいけません。インタビュー時間が短いのに、ダラダラと関係のない質問をしていては、本当に聞きたい内容を尋ねる前にインタビュー時間が終わってしまうためです。

また質問には、下調べでわかったことを考慮する必要があります

例えば、転職関連のインタビューを行う際に、下調べによって話し手の趣味が読書だとわかったとします。そうした際には、「○○(インタビュイー:インタビューを受ける人)さんは、転職の際に参考にされたものはありますか? 特に、○○さんは読書が趣味と伺っていますので、お勧めの書籍なども含めて紹介していただけると幸いです」といったように質問します。

このように、質問に下調べした内容をちょっと付け足すだけでも、相手(インタビュイー)から好印象を受けるだけでなく、さまざまな話を聞きだすことができるようになります。

こうしたことから、質問事項の作成は取材準備の中でも最後に行うようにしましょう。

インタビューの実施(取材の実施)

先に述べたように、インタビューが成功するかどうかは、いかに事前の準備をしっかり行うかにかかっています。ただ、そうはいってもインタビュー当日に気を抜いていいかというと、そうではありません。インタビュー当日にも、気をつけるべきことがいくつかあります。

レコーダーで録音する

相手に許可を得ているのであれば、インタビューの内容はできる限りレコーダーで録音するようにしましょう。どれだけメモを取っても、必ずといっていいほど聞き逃した情報が出てきます。

また、もし聞き逃していないとしても、インタビュー後にコンテンツを書くときには、聞き間違いがないかを確認しなければいけません。あなたが聞き間違えた情報を元にコンテンツを作成してしまうと、ユーザーに誤った情報を伝えてしまうことになります。

そうしたことを避けるためにも、インタビュー内容は録音するようにしてください。

最初に雑談を交わしたあと、インタビューに入る前に、話し手に対して再度許可を取ってから録音するようにしましょう。

インタビュー当日の服装

インタビュー時に一番意識すべきことは、話し手が話しやすい雰囲気を作ることです。話し手はあなたが想像している以上に緊張している場合が多いです。そのため、インタビュアーであるあなたが、いかに話をしやすい雰囲気を作るかが大切です。

そのためには、まずインタビュー当日の服装に注意しなければいけません。

例えば、当日の服装は相手に合わせて選ぶようにします。具体的には、話し手が若い人であれば、できるだけカジュアルな服装の方が好ましいです。若い人は、スーツなどを着ている人から質問されると緊張しやすいためです。

逆に、相手が一般企業勤務の人であったり、年上であったりする場合には、スーツなどのきちんとした服装にします。

このように、話し手に合わせて当日の服装を分けるようにするだけで、インタビューがスムーズに進むようになります。

アドリブのポイント

インタビュー中は、どれだけ事前に質問事項などを準備しても、予想通りに進まない場合がほとんどです。つまり、インタビュー中はアドリブが求められる場面が多々あります

例えば、相手が「ちょっと話がズレるけど……」といい始めたときには、あなたが予測していなかった展開になる可能性が高いです。そうしたときには、アドリブが求められます。いってしまえば、あなたがどれだけ事前に勉強したかが試されるのです。

アドリブで上手く返せなければ、相手は「この人にこれ以上話をしても無駄」と感じて深い話を避けるようになります。その結果、脱線した話以外の内容(本当に聞きたい核心的な内容)に関しても、詳細な話をしてくれないようになる可能性が高いのです。

そうならないようにするためにも、アドリブに対応できることが大切になります。

当然、アドリブ力はそう簡単に身に付くものではありません。徹底した下調べとインタビューでアドリブ対応をした経験によって少しずつ身に付くものです。

アドリブであっても、事前にしっかり調べているほど、相手の話に合わせることができます。つまり、アドリブ力を高めるためには、いかに下調べを行っているかが重要だといえます。

また、インタビューを実施するときには、常にアドリブ力を高める意識をもっておくことが大切になります。そのため、相手から「話は変わるけれども……」という言葉が出てきたときには、「アドリブ力を高めるチャンス」とポジティブに考えて対応するようにしましょう。

このように、事前の下調べとアドリブに対する意識を変えることが、アドリブ力を高めることにつながります。

話を引き出すコツ

インタビューのとき、「何を聞かれるのか?」「質問に対して上手く答えられるのか?」「余計なことを話してしまわないか?」など、話し手はさまざまな不安を抱えています。そのため取材時はあなたが工夫して、相手から話を引き出さなければいけません。

上手く話を聞きだすためには、相手に合わせてインタビューの仕方を工夫することが大切です。

例えば寡黙な人は、なかなか自分から積極的に話をしてくれません。そのため、こちらが抽象的な質問をしてしまうと、抽象的な答えしか返ってきません。

具体的な例を挙げるとすると、ダイエットに成功した体験談のインタビューを実施しているとします。このとき、あなたが「ダイエット中に最も苦労したと感じたのはどのような場面でしたか?」と質問したとします。相手が積極的な人であれば、「○○や××のときに、□□が△△で辛かった」といったように、具体的な答えを返してくれるかもしれません。

そのため、相手が積極的に話をしてくれる人であれば、最低限の質問をするだけでも、十分な情報を得られる可能性が高いです。

ただ、相手が寡黙である場合には、「ダイエット中の苦労したこと」について聞いても「食事制限がつらかった」「運動が大変だった」などのようにボヤッとした回答が返ってきます。そこで、できるだけ具体的な質問を投げかけるように心がけましょう。そうすることで、上手く話を引き出せるようになります。

インタビュー後(取材後)

ウェブサイトやブログにインタビュー記事を載せるためには、インタビュー後の行動も大切です。当たり前ですが、インタビューして得た情報をウェブサイトやブログに掲載できる状態(コンテンツ)にしないと意味がありません。

そこでここからは、インタビュー後に行うべき行動について記します。

テープ起こし

インタビューをするときに録音ができているのであれば、まずはインタビュー中に録音した「テープ起こし(録音された話し手の言葉を聴きとって、それを文章に直す作業)」を実施しましょう。

これを聞いて、「そんな面倒なことをしなければいけないのか?」と感じる人は多いと思います。しかし実際には、テープ起こしをした後に、それを元に原稿を作るほうが結果的に早く良いコンテンツを作成できるようになるのです。

例えば、テープ起こしをすることで、インタビュー中の聞き間違いなどを確実に無くすことができます。またそれだけではなく、質問の仕方や言葉遣いなど、自分自身のインタビュー方法を見直すことにもつながるのです。それを次のインタビューに生かせば、インタビュー技術を高めることにつながります。

こうしたことから、インタビュー後はまずテープ起こしを行うようにしましょう。

記事を書く

テープ起こしをした後は、インタビュー中に取ったメモとテープ起こしの情報を元に記事を作成していきます。記事を作成するときには、最初に記事の骨組みを作った後に文章を書き出すと良いでしょう。

骨組みとは、小見出しのことです。例えば、この記事であれば以下のような骨組みになっています。

メモとテープ起こしの情報を元に「もくじ」となる構成(小見出し)を考えていくのです。コンテンツの骨組みを作って構成や話の流れに違和感がなければ、各見出しの文章を書いていきます。

実際に、このコンテンツを作成するときにも、最初に見出しを作ってから文章を書き始めました。

このように、インタビューをコンテンツ化するときには、最初に文章全体の構成から考えるようにしましょう。

裏を取る

インタビューの内容をコンテンツ化した後には、ウェブサイトやブログで公開する前に、インタビューで得た情報の裏を取っておく必要があります。つまり、取材で聞いた内容が正確であるのかを確認するということです

インタビューでは、どうしても話し手の考えが強く反映された情報を得ることになります。取材時に話し手が勘違いなどによって間違った回答をしていた場合、当然インタビューで得た情報も不正確なものになるのです。

そうしたことを避けるためにも、インタビューで得た情報は公開する前に裏を取るようにしてください。

例えば、インタビューした分野に関する他の専門家に確認することは有効です。他にも、その分野に関する新聞や雑誌、専門書などを読んで、情報が正しいかを確認しても良いでしょう。

インタビューで得た情報を鵜呑みにするのではなく、正しいかどうかを確認した上でウェブサイトやブログで公開するようにしてください。

今回述べたように、ウェブサイトやブログ載せる記事のためにインタビューを行うときには、インタビュー前とインタビュー中、インタビュー後のそれぞれで押さえておくべきポイントがあります。

以上に挙げたポイントを理解して実践することで、より良い取材記事が書けるようになります。

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