gaityu

ビジネスを行っていく上で、コスト削減(経費削減、コストカット)を実践することは重要です。会社の利益を高めるためには、売上を上げるだけでなく、無駄な出費を抑えなければいけません。

そしてコストの中でも、仕入れや外注費を削減することができれば、大幅な経費削減を実現することができます。

そこで今回は、「仕入れ・外注費を管理してコストカットを図る方法」について解説します。

既製品と特注品に分類する

仕入れや外注費を管理することで、大きなコストカットを図れることは想像に難しくないと思います。

例えば、あなたが普段購入する(仕入れる)豚肉が100グラム150円だったとします。それが、違うスーパーを使うようになって同一品質の商品を100グラム100円で買うことができるようになれば、大きな節約になります。

これと同じように、仕入れる物品の単価が安くなれば、その分だけ会社の経費も下がります。

このように、仕入れや外注費を見直して改善することができれば、大きなコストカットを実現することができます。そして、仕入れ・外注費で経費削減を図るためには、既製品と特注品に分けて考えることが大切です。

それぞれで工夫する点が異なるため、コストを安く抑えるための対策を立てる際には、別々に考えて対応するようにしましょう。

そこで以下に、既製品と特注品に分けてコストカットの方法を記します。

既製品でコストカットする方法

既製品であれば、基本的には仕入先によって商品の質が大きく変わることはありません。

例えば、ちょっとしたメモに利用するボールペンなどは、品質を気にする必要もありませんし、どこのメーカーの製品でも機能に大した差はありません。

こうした既製品などは、以下のような工夫を行うことでコストカットを行うことができます。

・ネットショップで相見積もりを行う

基本的に、店舗で販売されているものよりも、インターネット上で売られている商品の方が安価です。そのため、インターネットで購入できるものは、インターネットを使って買うようにしましょう。

そして、いくつかの店で相見積もりを行うことも大切です。実際に見積もってもらうことで、どこで買った方が安く購入できるのかを判断することができます。

・まとめて発注して商品単価を下げる

何に関してもいえることですが、大量に購入すると、その分だけ商品の単価は下がります

例えば、1本の値段が100円のボールペンであっても、1000本購入することで、単価が95円まで下がることもあります。また商品が違っても、同じ店で買うものが多くなるほど、割引になるケースがたくさんあります。

具体的には、もともとボールペンはA社、消しゴムはB社というように、別々の店から購入していたとします。そうした場合、ボールペンと消しゴムの発注先をA社だけに絞ることで、より安く商品を仕入れることができるようになります。

・メーカーから直接仕入れる

商品を購入する際には、できるだけメーカーから直接購入するようにすると、安く商品を買うことができます。

例えば、一般的に店に出されている商品の値段には、卸売業者やショップの利益が上乗せされています。つまり、純粋にメーカーが出している商品の値段に仲介手数料が加わっています。

そのため、メーカーから直接商品を買うことができれば、そうした無駄なコストをカットすることができます。

また、もしメーカーから購入できなくても、できるだけメーカーに近い第一次卸を選ぶようにすると、仲介手数料が最低限の状態で買うことができます。

特注品でコストカットする方法

特注品の場合、既製品のように「より安く」という考えだけでコストカットを図ろうとすると失敗します。なぜならば、特注品は既製品と違って、仕入先によって品質が大きく異なるためです。

そして、できるだけ安く購入しようとして、商品の品質を落としてしまうと、最終的にはお客さんからのクレームにつながる可能性があります。そのため、特注品でコスト削減を行う場合には注意しなければいけません。

特注品は、まずあなたが求める品質を満たしている発注業者選びを行うことが大切です。その上で、担当者としっかり打ち合わせをして、相手の要望額とあなたの希望する額とをすり合わせていかなければいけません。

このときに、「とにかく安くして欲しい」という姿勢で話し合いに臨むことは避けるようにしてください。あくまで、相手側にも利益となるような提案に合わせて値引きを交渉しましょう。

例えば、「○○円の商品を、1つ当たり10円下げてくれれば定期的購入で5年契約を結ぶ」というようなものです。こうした提案であれば、相手も5年間安定した売上が確保できるようになるため、譲歩してくれるかもしれません。

逆に、一方的に値下げをお願いすると、相手のモチベーションが下がってしまいます。その結果、商品の品質低下につながる可能性もあります。

このように、仕入れる商品を既製品と特注品に分類することで、実践する対策が全く異なってきます。

無駄な仕入れを無くす

仕入れや外注費を削減する際に、安く商品を購入する工夫を行うことは有効です。ただ、それと同じくらいに、「無駄な仕入れがないかを見直す」ということも重要になります。

例えば、あなたが商店を運営しているとします。そうした際に、毎月同じようにある商品を1000個仕入れていたとします。そうした際に、「その製品は1ヶ月でどれだけ売れているのだろうか?」ということを考えます。

そこで、もしその商品が1ヶ月で900個しか売れていないのであれば、毎月無駄に100個を仕入れていることになります。つまり、在庫としてどんどん売れなかった分の商品が溜まっていくことになります。

こうした仕入れの無駄を見直すことで、大きなコストカットを実現することができます。

そして、無駄な仕入れを見つけるためには、「誰が」「いつ」「いつまでの分を」「どうやって」の4つを明確にしておくことが大切です。

・誰が

商品の在庫や注文を管理する上で、必ず発注の担当者を決めるようにしましょう。

複数人で管理していると、誰が何を行ったのかがわからなくなり、状況を整理することが難しくなります。そうしたことを避けるためにも、責任者を1人決めて、複数人にするにしても、補佐で1人付けるくらいにしておくようにしましょう。

・いつ

在庫管理を行う上で、「いつ発注するのか?」ということは重要です。例えば、「トイレットペーパーが残り5ケースになったら発注する」といったことが該当します。

このように、発注時期に関するルールを決めておくことで、欠品状態を防ぐことができます。

・いつまでの分を

購入する商品の中には、時間の経過によって劣化してしまうものもあります。

例えば食品であれば、当然ながら賞味期限があります。そのため、いくら大量購入が安くなるといっても、そうした期限を見越した上で買わなければいけません。

そのため、商品ごとに「いつまでの分を購入するのか?」ということをルール化しておくことが大切です。そうすることで、処分しなければいけなくなる製品の購入を減らすことができます。

・どうやって

仕入れに対するコストカット対策は、実践した後の見直しと修正が大切になります。

実際にコストカット対策を行っても、本当に無駄が最小限になったかは、後になってからしかわかりません。そのため、商品を「どうやって購入したか?」という過程まで記録しておくことが重要です。

取引業者を減らす

会社を運営していく上で、さまざまな業者と取引を行うようになります。例えば、業務で使用する文房具を扱うところや、ホームページを作成する外注会社など、多くの企業と付き合うことになります。

そして、あなたが会社を経営していると、たくさんの業者からさまざまな提案を受けることになります。

具体的には、「当社が提案する改善策を実施することで、御社のホームページを検索の上位に表示させることができます。そこで、当社のサービスを利用してみませんか?」といったようなものです。

基本的には、あなたが検討して、「良いサービスを提案している業者だ」と感じたところとだけ契約を結ぶことになると思います。ただ、一度契約した業者との取引内容を定期的に見直すことをしない人がたくさんいます。

たとえ最初は、あなたの会社にとって良いサービスだったとしても、それがずっと続くとは限りません。

例えば、あなたがホームページ管理をお願いしている外注会社があるとします。その業者のサービスは、あなたの会社が最初はホームページからの集客がメインだったため有益でした。ただ、今はもしかしたらホームページからは、ほとんどお客さんを得ていないような状態かもしれません。

そうなると、そのホームページ管理会社との取引は、継続する必要はなくなります。

その他にも、既に述べたように、いくつかの業者から商品を仕入れていた場合には、発注先を一元化することで取引業者を減らすことができます。このように取引業者を絞ることは、仕入額を安くするだけでなく、打ち合わせ時間の短縮など、さまざまなコスト削減につながります。

こうしたことから、取引業者に関しては、定期的に見直すことが大切です。

今回述べたように、仕入れや外注費を見直して改善することで、大きな経費削減を行うことができます。こうした対策では、特に「定期的な見直しを習慣化する」ということが大切です。一度契約して継続して購入していると、どうしても惰性で見直すことを行わなくなります。

そうしたことを避けるためにも、まずは定期的に仕入れや外注をお願いしている業者や商品などを見直すようにしましょう。そして、コストカットできる部分が見つかったら、対策を立てて実践するようにしてください。

そうすることで、仕入れや外注費が減って大きく経費を削減することができるようになります。

ポータルサイトビジネスセミナー

利益率95%を超すポータルサイトビジネス:無料メルマガ登録

書籍出版の案内:出版キャンペーン中

Twitterでビジネス情報を確認