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会社のコストカットを図る上で、経営者や社長と社員の結束は大切です。

業務改善によるコストカットの指令を出すのは経営者ですが、実践するのは現場で働く人たちです。社長が指令を出さなくてもコスト削減が意識される会社は、ほとんどありません。また、経営者がコスト削減を決断して指示を出しても、社員の意欲が低ければコストカットを実現することはできません。

このように、コストカットを行うためには、経営者だけでなく社員の意識、そしてお互いの結束が重要になります。このことを理解しておかなければ、独りよがりになり、コスト削減に失敗してしまうことになりかねないため注意が必要です。

そこで今回は、「経営者だけでなく社員全員がコスト削減を意識すべき理由」について解説します。

コスト削減における経営者の役割

会社のコスト削減を行う上で、経営者の意識が大切であることは言うまでもありません。稀に、社員が自ら進んでコストカットを実施するところもありますが、基本的には社長が指示することでスタッフはコスト削減を意識することになります。

そして、業務を改善してコストを削減するためには、経営者の役割がとても重要になります。特に、経営者がコストカットに対して前向きに関わることが大切です。

コストカットが成功する会社とそうでない会社では、こうした経営者の考え方に違いがあります。

例えば、コスト削減を実現できる会社は、社長が自ら先頭に立って業務改善に取り組みます。当然ながら、コスト削減に関する現場の作業は社員が行いますが、方向性を決めて指示を出すのは経営者の仕事です。

その一方でコストカットに失敗する会社は、経営者が全てを部下に任せてしまいます。具体的には、最初に「コスト削減をするように」という曖昧な指示を部下に行うだけで、その後のことに対しては一切関わりません。そして、思い出した頃に「コストカットは進んでいるのか?」と聞く程度です。

当然ながら、これではコスト削減を実現することはできません。経営者がコストカットに対して強い意欲を持っていなければ、社員もコストダウンを意識して業務を遂行しません。

こうした事態を避けるためにも、経営者はコストカットに関することを現場の部下に任せっきりにしないように注意しなければいけません。経営者は、決めるべきことを決断して、社員に対し具体的に指示することが大切です。そうすることが、社員にコスト削減を意識させることにつながります。

このように、コストカットを成功に導くためには、まずは経営者がコストに対して常に意識し、前向きに参画することが大切です。そして、社長自らが意思決定を行って社員に働きかけ続けることで、コスト削減が上手くいくようになります。

コスト削減における社員の役割

コストカットを行う際に、意思決定を行ったり、現場に対して具体的な指示を出したりすることは経営者の役割です。ただ、現場でコスト削減に向けたさまざまな対策を実施するのは各社員になります。

会社のコストダウンを実現するためには、業務改善が必須になります。業務で生じている無駄やロスを無くすことは、結果的にコスト削減につながります。そのため、まずは業務上で起こっている無駄やロスを見つけることが、コストカットを行うための第一歩になります。

そして、そうした業務で生じている無駄を見つけるのは、経営者ではなく社員です。現場で働くスタッフが意識して仕事をすることで、業務内の問題点を発見することができます。

既に述べたように、コスト削減における経営者の役割は、社員に対する「コストカットの意識付け」です。社長がスタッフに対して業務改善を常に意識させることで、社員は問題意識を持って業務を遂行することができるようになります。

そして、コスト削減において社員が担う役割は、「問題点の発見や解決策の考案といった現場の管理」と「上司・経営者への報告」になります。

社員は問題意識を持って業務を行うことで、業務内で生じている無駄やロスを発見することができるようになります。また現場のスタッフは、コストとなっている原因を見つけた場合には、改善案を考えなければいけません。そして、上司・経営者に相談した上で許可を得て、「実行して、再度修正案を考える」ということを繰り返します。

そうすることで、常に効率的な仕事を行い、業務で生じるさまざまなコストを減らすことができるようになります。

このように、コスト削減を実現するためには、現場の社員が意識を持って業務を行うことが大切です。そして、業務の無駄を発見するだけでなく、それに対する解決策を挙げて、上司・経営者へ報告し、修正することも社員が担う役割になります。

コストカット実現には経営者、社員の結束力が重要である理由

会社のコストカットを実現するためには、経営者だけでなく社員全員がコスト削減に対して高い意識を持つことが大切です。社長と現場のスタッフが、それぞれの役割を果たして、はじめて効率的なコストカットを実現することができます。

ただ、経営者と社員の各々がどれだけ必要とされる役割を果たしても、お互いの結束力が強くなければコスト削減は実現できません。

コストカットを実現するためには、「現場で起きている問題 → 報告 → 経営者 → 現場への指示 → 問題の改善」という流れが必須になります。つまり、現場で生じている無駄を経営者に報告して、はじめてロスに対する改善案が実施されます。

そのため、現場と経営者の連携が上手く取れていないと、コストカットは実現できません。

例えば、経営者の中には、厳格過ぎて相談しにくい人もいます。また、会社全体が上司へ問題などを報告しにくいような風潮のある企業も存在します。こうした、いわゆる「風通しが悪い会社」であると、当然ながら現場から上司や経営者への報告が少なくなります。

その結果、現場レベルにおける無駄やロスといった問題が発見されにくくなり、コストカットを行うことができなくなります。

さらに、経営者と社員との結束力が弱いと、経営者の意図が現場に伝わりにくくなります。例えば、あなたが心から信頼している人から受けた依頼事と、単なる知り合いから頼まれた事では、取り組む意欲が異なるのは想像できると思います。

このことと同じように、社員からの信頼が低い社長から「コストカットを実施するように」といわれても、意欲的に行動するスタッフは少ないはずです。そうなると、当然ながらコストカットは上手く進みません。

このように、コスト削減を実現するためには、経営者と社員の強い結束力が必要不可欠になります。

今回述べたように、会社でコストカットを実現する上で、経営者と現場のスタッフでは担うべき役割が異なります。そのため、まずはそれぞれが行うべきことを明確にしてコスト削減に取り組むことが大切です。

さらに、コストカットを実現するためには、「経営者とスタッフ間に強い結束力が必要である」ことを理解しておくようにしましょう。

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