もしあなたが出版を決意し、めでたく編集者と本を出す方向でまとまったのであれば、最初の作品(処女作)に全ての力を注ぎこむようにしましょう。

これまでの経験の中で、あなたがもっている全ての知識や経験を処女作に込めるのです。こうして渾身の一冊を書き上げることができれば、あなたは今後何十年にもわたって本を書き続けることができます。

あなたが少しでも「この内容は次回の出版で使おう」「ここから先は高額コンサルで話している内容なので、本には書けない」と思ってしまうのであれば、その瞬間にあなたが出そうとする本は中身の無いものになってしまいます。

処女作を超大作にする

著者の力量を図るには、その人が一番最初に出した本(処女作)を読めば分かると言われます。理由は単純であり、全ての著者が処女作にすべての力を注ぎ込むからです。「処女作を超えることはできない」と言われますが、その気持ちはとても良く分かります。

私が初出版するときであっても、当時の私が持っていた全ての知識を一冊の本として書きました。

私はそれまでに莫大なアクセスが集まる薬学系サイトをもっていたため、読者の反応が高い分野をある程度把握していました。これらの内容を全て書き出していき、読者が面白いと思ってくれる内容を詰め込めるだけ詰めました。

その結果、ページ数は全体で400ページを軽く超えてしまいました。後はこの文章をスリム化させ、さらに濃い内容へと仕上げていきました。

編集者に言われたことを忠実に守り、返答はできるだけ素早く行いました。分からないことがあれば、何冊もの本を読んだり論文検索をしたりします。こうして、完成度の高い原稿へと仕上げていきます。

私が一冊目を書き上げて最終段階(出版する直前)まで筆を進めたとき、自分の中にある「読者が高い反応を示してくれる内容」を全て出し尽くしていました。それほど、処女作に力を使っていたのです。
「もうこれ以上は書けない」と思うくらい本気で処女作を書くようにしてください。そうすれば、第二作目も書ける著者になれます。

初の出版作が二作目に影響する

前述の通り、処女作に全ての力を注いで渾身の一冊を作った人であるほど、その後も本を出せるようになります。一見すると、矛盾しているように思います。実際、私が一作目を書き終わった後、「もう本を書くネタがない」と思いました。これは全ての著者が同じように感じることでしょう。

本を書くネタが尽きたことを私の出版に携わっていただいた編集者に飲みの席で正直に言うと、「深井さんなら、もっと本を書けますよ」と言われました。どういうことかと言うと、多くの著者は処女作の内容を細かく分割し、より深く掘り下げて第二作目以降を書いていくようです。

一冊の本は、いくつかのテーマに分かれています。それぞれ章によっても話の内容が異なります。これを細かく切っていくと、本のネタはいくらでも湧いてくるようです。

だからこそ、最初に出す本はあなたの全てを出しきる必要があります。処女作がその著者の根幹となる全ての基礎となります。処女作に100冊分の経験や知識、そしてあなたの思いを詰め込むことができれば、その後は100冊の本を書ける著者になります。

最初の本でこけてしまえば、次はなかなか難しいです。逆に言えば、処女作の完成度を高めて本を売っていけば、その後も本を出せる著者になることができます。

初出版を行うときのマインドセットは単純です。それは、「一作目に全てを出しきる」ことです。

このように考えると、先に述べた通り「著者は処女作を超えることができない」というのは、あながちウソではありません。どれだけ本が売れたかは別にして、あらゆる著者の原点が処女作にあることは間違いないです。処女作がその後の作家人生を決めると考えて出版に望んでください。

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