出版後は著者自ら本を売るために動く必要があります。出版社任せにして何も動かなければ、あなたの本は売れることなく終わります。初版での数十万円の印税があなたの銀行口座に振り込まれて、そこから後は何もありません。

これを防ぐために著者が営業活動を行います。このときは、マスコミを活用することも考えてください。東京の大手マスコミは無理であっても、地元のメディアであれば売込みができます。

基本的に、地元はあなたに協力的です。地元の書店へあいさつに行くと、「地元出身の著者」というだけで良い場所に本を平積みしてもらえます。これと同じように、ダメ元で地元のマスコミに営業を行いましょう。

取材依頼と共に献本する

出版を実現したとき、影響力のある人に献本を行います。私の場合、「薬の本」を出版したため、薬剤師会の会長や薬学系大学の教授たちに献本しました。これと同じように、地元のマスコミに出向いて献本を行います。

もちろん、ただ献本するだけではいけません。「取材依頼を含めて、献本を行いに来た」ということを伝える必要があります。地元出身であることを言い、何とかその後の取材に繋がるようにしましょう。このときは新聞社だけでなく、放送局にも献本します。

運が良ければ、地元出身ということで取材してくれます。私の場合、放送局へ出向いて献本し、取材依頼を頼んだ後にすぐ電話が来て、ラジオへ出演させてもらいました。

1時間以上のラジオ番組であり、朝の時間に二日間にわたって生放送されました。通勤時間での放送であるため聞いてくれた人は多く、それなりに反響がありました。テレビ出演はさすがに難しかったですが、地元のラジオ番組に拾ってもらったのです。

これがきっかけとなり、今でも出演させていただいた放送局と一緒に仕事をする機会がたくさんあります。マスコミへ私が営業していなければ、このような繋がりはなかったことでしょう。現在では、地元のアナウンサーの方々ともたくさん知り合いになっています。

営業するとなると、嫌がる人は多いです。ただ、あなたが行うことは「献本する」ことであり、相手に本を差し上げるというだけです。地元であることもあり、嫌がられることはほぼありません。

マスコミへあなたを売込みしなければ、そもそも何も生まれません。しかし、営業すれば運よく取り上げてもらえる可能性があります。そうなれば、多くの人にあなたの本をアピールできます。

マスコミ掲載を二次利用する

運よくマスコミに掲載されたとき、単に喜んで満足するだけではいけません。このときのマスコミ掲載実績を二次利用していく必要があります。

普通に考えて、本を出すことは凄いことです。何も考えずに働いているサラリーマンではできません。これと同じように、単なる一般人がマスコミで取材を受けることはありません。マスコミから取材を受け、それが掲載されるという事実は大きなインパクトがあります。

そこで、このときの事実を「マスコミ掲載実績」として、あなたのサイトやブログに載せてください。私が運営している薬学系サイトでも同様に、マスコミ掲載実績を載せています。本を出版したことや新聞に取材を受けたこと、ラジオ出演したことまで告知していきます。

もちろん、単に文章として載せるだけではいけません。あなたがマスメディアに取り上げられたという証拠が必要です。そこで、マスメディアへ出演時の写真やあなたの紹介記事などと共にウェブ上にアップしていきます。

これらを行うことにより、あなたに大きな権威性が付くようになります。サイトへ訪問する人がマスコミ掲載実績を見たとき、「この人はメディアに取り上げられるくらい凄い人」と思ってくれるようになります。

単にあなたが出版した本の告知をするためだけに、マスコミを活用するのではありません。その後のことも考え、マスコミ掲載実績を二次利用していくことが今後の大きな活動に繋がります。

出版コンサルティング

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