あなたが会社経営を行ってビジネスを動かしている場合、出版はとても強力なツールになります。なぜなら、本を出すことでお客様が勝手に増え、今後の人材採用が円滑になる可能性が高いからです。

ただ単に営業を必死で頑張って商品を売るだけがビジネスではありません。向こうからお願いされながら商品を売っていくビジネスを考えることも重要です。

出版によってファン化させる

営業で圧倒的な成績を出している人を何人も見ていると、やはり彼らにはいくつかの共通点を見つけることができます。それは、「普通の人」だということです。ものすごくセールストークが上手いわけではなく、必死で売り込むことも行いません。どちらかと言うと、見込み客のところへ行って世間話をして帰るだけです。

ただ、彼らを観察していると、売り込みをしていないにも関わらず、見込み客の方から商品説明を求められることがほとんどであることに気が付きます。相手から「商品を説明してください」と言われるため、後は自社商品の良いところを説明するだけで注文を取ることができます。

実際に社会に出てサラリーマンを経験すると、信頼関係が重要であると頻繁に聞かされます。敏腕の営業マンは、例外なくこの信頼関係を最重要視していたというだけでした。

見込み客に信頼されれば、後は少し商品を勧めるだけで売れていきます。要は、見込み客は「この人が勧めるものは間違いない」と考えるのです。

また、多少高くても「どうせ同じ商品を買うのであれば、この人から購入しよう」という心理が働きます。これは、車や保険などアフターフォローが必要な商品(お客様との信頼関係が非常に重要となる商品)であるほど威力を発揮します。

世間ではブランド商品が勝手に売れていきますが、これも同じ理論です。ブランドを築いているので、「このブランドであれば間違いない」と思うのです。ブランドとは信頼の証でもあるのです。

通常は莫大な広告費を投下することで、少しずつブランドを作らなければいけません。ただ、たとえ無名であったとしても、出版によって「信頼(ブランド)」を築くことができます。要は、「出版しているくらい凄い人」であるようにブランディングするのです。

もちろん、聞いたことのないような地方の弱小出版社や自費出版では意味がありません。そうではなく、全国展開しているそれなりの出版社から出してもらう商業出版でブランド化を図るのです。

全国の書店に本が並べば、お金をかけずにあなたのビジネスを告知できます。そこから見込み客になってもらうための導線(リスト取りなど)をあらかじめ考えておけば、さらにあなたのビジネスを加速させることができます。

これが、いわゆる出版マーケティングです。本を活用して全国のお客様をあなたのビジネスへ引き寄せるのです。

人材採用を円滑にする

出版のメリットは「見込み客を大量に増やすことができる」だけではありません。人材採用を円滑にすることもできます。

見込み客がブランド商品を購入するのと同じように、会社に応募してくる社員もブランド志向がとても高いです。しかし、中小企業が大企業のようなブランドを作り上げるのは至難の業です。

ただし、唯一、出版を使えば中小企業であってもブランドを築くことができます。従業員数人程度のある中小企業では、社長が本を出したとたんに応募者が10人以上になったという事例があります。それまで何十万円も人材募集の広告を出しており、このときに1人募集があれば良かった程度だったにも関わらずです。

出版を行えば、会社のビジネスや社長が考えている理念などを世の中に発信することができます。すると、これに共感してくれた濃い従業員が集まるようになります。広告を見て集まった人に比べて、その会社の本を読んで応募してくれた従業員のやる気の差は歴然です。

既に働いている従業員にしても、自社の社長が出版していれば誇りになります。本を読むだけで理念を共有できますし、会社の方向性が定まるようになります。

ただし、注意点もあります。このようなメリットばかりを期待して「本を出すこと」を目的にすると、いつまで経っても出版できません。出版が目的になると、本を出すことによって「あなたが世間に向けてどのようなメッセージを発したいのか」という根幹がスッポリと抜け落ちてしまうからです。

何でも良いから出版するのではありません。出版後のことまでを見据え、あなたのビジネスを加速させることを考えながら「出版は一つのツール」と割り切る必要があります。

出版コンサルティングの実施

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