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作家として書籍出版を考えるとき、多くの人はどの出版社から出そうかを考えます。ただ、実際のところ出版社はあまり重要ではありません。もちろん、地方にしか本が出回らない弱小出版社から出すのは問題ですが、基本的には中堅の出版社で問題ありません。

そもそも、出版社で大企業と呼ばれる会社は少なく、よく知られている出版社であっても社員数が数十人規模であることはよくあります。意外と出版社に大きな会社は少ないのです。そして、実際に本を出すときは出版社というよりも、どの編集者と組んで本を出すのかを考えるようにしましょう。

編集者の腕によって、本が売れるかどうかが決まるからです。

出版社を基準にして本を買っている人はほとんどいない

本を出したいと考えている以上、あなた自身も多くの書籍を読んでいるはずです。もし、あまり本を読んでいないのであれば、そもそも本を出す資格がないので出版自体を考え直さなければいけません。

大量の本を読んでいることは当然のこととして、あなたが本を購入するときは何を基準にして選ぶでしょうか。「タイトルが面白そうだった」「友人に勧められた」「ベストセラー本だったから」など、理由はさまざまです。

ただ、このときに「有名な出版社が出している本だから」という理由を挙げる人はまずいません。結局のところ、出版社の名前で本が売れていくことはないのです。

そうした事実があるため、本を書くときにどの出版社で出すのかはあまり重要ではありません。もちろん、出版社によってビジネス書に強みがあったり、語学(英語など)が得意だったりすることがあります。こうした特徴は見極める必要があるものの、そこまで出版社にこだわる必要はないと考えてください。

もしあるとすれば、中小規模の出版社から本を出すことをお勧めします。大企業の出版社から出すと大きな実績にはなりますが、あまり力を入れて本を売ってくれない可能性が高いです。大企業であるほど月に多くの本を出しているため、あなたの本はその中の一冊くらいにしかカウントされないからです。

それよりも、中小の出版社から本を出し、編集者だけでなく出版社規模であなたの本をプッシュしてもらうようにした方が本は売れていきます。そのため、大企業よりも中堅企業からの出版を考えてみてください。

編集者の特性を理解する

そして、冒頭で述べた通り、出版社よりも編集者を選んで本を出すことの方が重要です。編集者の力量によって、売れる本になることがあれば、まったく売れないこともあるからです。

それでは、どのようにして編集者の腕が優れているのかを見極めることができるのでしょうか。その方法はさまざまですが、例えば本の最後には「あとがき」がのっています。

そこには、高い確率で担当してもらった編集者への謝辞が書かれています。ベストセラー本のあとがきを見れば、どの出版社の編集者が担当したか簡単に分かります。

または、出版に関するセミナーや交流会へ顔を出しても問題ありません。そこに行けば、実際に本を出している著者や編集者が何人もいるため、生の情報を教えてもらうことで情報収集することができます。そうすれば、出版社や編集者に関してある程度の知識をつけることができるようになります。

編集者は自分の趣味で作りたい本を決める

なお、編集者の特性として「自分が出したい本を編集する」ことがあります。例えば、女性で子育て中の編集者であれば、「子供を超有能に育てる本を世の中に出したい」と思っている可能性が高いです。

そのようなとき、子育てで大きな実績を出している著者候補と出会えば、「ぜひとも私の担当で本を出させてください」と言われるようになります。

著者と編集者の情熱が合わされば、売れる本になりやすいです。どれだけ腕の良い編集者であっても、まったく子育てを知らない独身男性が子育て本の編集を行えば、まったく刺さらない本になってしまう可能性が高いです。つまり、「編集者の得意分野」や「どの分野で実績をおさめたのか」まで確認しなければいけません。

編集者によって、趣味やそれまでの経験値は異なります。実力のある編集者と組み、さらにはその編集者が情熱をもって取り組める内容であれば、売れる本になる可能性が高くなります。こうして一冊の本を作り上げていくことで、売れる本になっていくのです。

良い編集者と出会い、人脈を築いて出版するためのステップ

このように出版社を選んで出すというよりも、どの編集者と組んで本を出すのかの方が実は重要です。本の売れ行きは編集者によって大きく変わります。その方向性や中身などは、編集者の力量によって良くなったり悪くなったりするのです。

このとき、どのようにして良い編集者と出会い、人脈を築けばいいのでしょうか。これには特別なノウハウは存在せず、常識的な対応を実践すれば問題ありません。

その反対に相手に不快な思いをさせる行動を取ると、人脈を築くことはできません。

本を出すためには、大前提としてまずは「あなた自身のレベル」が出版できるステージに立っている必要があります。独自の強みやいまのビジネスを発展させるなど、誰が見ても面白いと思わせるテーマをもっていなければいけません。

実際に出版するためには出版企画書を用意する必要があります。企画書の内容が良ければ、編集者が会ってくれる可能性が高いです。ただ、いくら企画書が優れていても本人の実力が乏しいため、実際に会ったときに編集者がガッカリしてしまうケースは多いです。そのため、出版をゴールとするのではなく、本の執筆はあくまでもおまけと考える必要があります。

出版はあなたのビジネスを加速させるツールの一つにすぎません。この事実を認識したうえで、編集者へアプローチして企画書を見てもらうようにします。

このとき、礼儀の知らない非常識な人が多いです。相手に対してお礼を言ったり失礼なことをしたりしなければいいだけなのですが、意外と相手の嫌がる行動を取る人はたくさんいます。その例を以下に記します。

1. 編集者へいきなり企画書を出す

出版記念パーティーへ行けば、そこには必ず編集者がいます。どの地域に住んでいたとしても、交流会などを通じて知り合いを増やすと、必ずビジネスで大きな成果を出している上層部の人たちと人脈を築けます。そうした人たちであるほど出版している確率が高く、その友人が本を出して出版記念パーティーを行う場合は必ず出席するようにしましょう。

ただ、このとき編集者に対して「企画書を見てください」といきなり申し込む人がたくさんいます。もちろん、そうしたアプローチによって出版企画書を見てもらえることはありません。

企画書を見てもらいたいのであれば、その場で売り込むのではなくて、まず人間関係を構築することを考えましょう。その場であなたが行っているビジネスや考えていることを話してもいいし、出版業界の裏側を教えてもらってもいいです。そして、名刺に書かれたアドレス宛てに「企画書を送ってもいいでしょうか」と聞いた後に、出版企画書を送付するようにしましょう。

なお、中には名刺交換した編集者のメールアドレス宛てにメールマガジンを送る人がいます。この手法は最悪であり、相手は嫌悪感しか覚えないので絶対にやめるようにしましょう。

2. お礼を言わない

出版企画書を編集者に見てもらうと、必ずアドバイスをくれます。他の仕事があるにも関わらず編集者はあなたの企画書に目を通し、アドバイスまでしてくれた事実を考えると、企画書の採用・不採用に関係なくあなたはお礼のメールを出す必要があります。

また、喫茶店や飲み屋などで食事をおごってもらった場合も同様です。あなたと直接会って話をするということは、編集者はかなり興味をもっていることになります。つまり、企画書が採用される確率は高いです。そのため、この場合も同様に採用・不採用に関わらずお礼を言いましょう。

3. 編集者の意見を聞き入れない

あなたの出版企画書が通ったとしても、そこで終わりではありません。作家として執筆をすることで、本を作る必要があります。実際のところ、本の執筆中に頓挫してしまい、出版が中止になることはよくあります。

途中で出版の話がなくなる理由としては、いくつかあります。一つは、著者自身の執筆能力が低い場合です。文章を書けない人では、本を作ることはできません。ただ、これについてはゴーストライターを雇えばいいため、わりと簡単に解決できます。それよりも多いのは、「作家と編集者の意見が合わない」ことです。

著者の考え方が頑固であるほど、出版トラブルが起こります。本は売れなければ意味がないため、編集者は売れる本を作ろうとします。作家のこだわりが強いほど、自己満足の売れない本になってしまいます。これを認識せずに作家が「自分の書きたい本」を書こうとすると、中途で頓挫する確率が高くなります。

出版トラブルの原因は著者自身の頑固さにあるといえます。

ただ、まったく意見を言わずに従うのも問題であるため、自分の意見を大切にしつつも編集者の考えを取り入れるようにしてください。両者ともに良い本を作成したいという考えは共通しているので、お互いに歩み寄る必要があります。

著者は実績や成果を拡大すべき

このように、編集者と良い関係を築くとき、特に難しいことをする必要はありません。礼を尽くしていれば、必ず編集者との人脈を構築できるようになります。そうして少しずつ出版へと近づいていくようにしてください。

ただ、商業出版を考えるときに多くの著者が行うべきこととして「自分自身の実力をあげ、実績や成果を出す」ことがあります。

小説などの分野はさておき、確かにビジネス書や実用書はあなたが事業を行う上で強力な営業・販売促進のツールになります。つまり、集客を行う上で大きな力になってくれます。

本を出しているだけで、大きなブランディングになります。ただ、ビジネスを動かしている人の中で、「出版によって逆転ホームラン」を打とうとしている人がいます。この場合、残念ながら高い確率で失敗します。書籍出版をする前には、それだけの実績や成果をあらかじめ出しておかなければいけません。

本を出す前には、まず最初に出版社へ「出版企画書」を持ち込む必要があります。ただ、これらを実行に移す前に、ビジネスで大きな実績を残しておかなければ何も始まりません。

ビジネスでも出版でも、本人の実力が重要

少し話は変わりますが、当社はビジネスに関するコンサルティングを行う会社です。そのため、これからビジネスを行いたい起業家や売り上げ拡大を目指す中小企業、個人事業主がたくさん集まってきます。そのような人たちの中には、素晴らしい知識や技術をもっているものの、集客力やビジネスモデルが弱いという理由だけで世の中に注目されていない人がいます。

そのような人を発見したとき、とてもやる気ができます。これまでにない新たな価値を世の中に発信することによって、大きな社会貢献を行うと共に新たなビジネスを創出することができるからです。

ただ、それと同じくらい「知識やスキルが足りてなく、どう考えてもビジネスを行うレベルに達していない人」もいます。このようなとき、当社はビジネスを諦めることを正直に伝えます。何もないところからは、何を生まれないからです。

出版企画書は良いが、実際に会うとガッカリする人たち

これと同じことは、書籍出版でもいえます。「本を出すことのできるレベル」に達していなければ、いくら良い出版企画書を仕上げて出版社へアプローチしたとしても、実際に本が世に出ることはありません。

当社は出版社とも付き合いがあり、上記のようなことについて、出版社に在籍する編集者が実際に嘆いていました。出版企画書の内容が素晴らしいため、「ぜひとも会って話してみたい!」と思ったものの、その人と会うと実際のところ大したことのない人が多いといいます。

このような場合、本が出ることはありません。商業出版の場合、すべて出版社が費用を負担することになります。このときのお金は300万円ほどになるため、それに値するだけの価値があなたになければいけません。

なぜ、大きな実績がなくても良い出版企画書を作成できるのかというと、それは「出版コンサルタント」と呼ばれる人たちの存在によります。彼らのアドバイスによって、成果があまりない人であっても企画書は良いものに仕上がってしまうのです。

ただ、いくら出版企画書の中身が良かったとしても、実際に本の中身を仕上げるとなると知識や経験が必要になります。そのためのレベルに著者が達していないと判断されると、本は出ません。

ビジネススキルを上げ、著者は大きな実績や成果を出すべき

ビジネス書や実用書として書籍出版を果たすのは素晴らしいことです。ただ、それを目的に頑張っても意味がありません。あなたが行うべきことは、いま行っているビジネスで誰もが認めるような大きな成果を出すことです。

本を出して売れれば、人生が変わるほどのインパクトを与えるのは本当です。しかし、それを期待して出版するのではなく、まずは地道な努力を重ねることでいまのビジネスレベルを上げなければいけません。

そうして大きな成果を出した後、「ここまで実績が大きくなったのだから、ついでに本でも出しておこう」くらいの気持ちでいるのが正しいです。

普通にサラリーマンをしている人であっても、本を出せるだけのネタは誰もがもっています。ただ、本当に本を出したいのであれば、死に物狂いで努力して成果を出さなければいけません。会社に属していることによる実績ではなく、ゼロの状態から自分一人だけの力で構築した成果が書籍出版では必要になるのです。

ここまで実践した上で出版社へ企画書を持ち込むと、「ぜひとも弊社から本を出させてください」と言われるようになります。

実績や成果さえあれば、出版社から話に食いついてくる

例えば当社にはビジネス指導しているクライアントが何人もいますが、成果を出してある程度の段階にまで上り詰めた人は全員を出版社に紹介しています。その際、ほぼ100%の確率で編集者が興味をもってくれます。これは、著者として本を出すステージに既に上がっているからです。

出版企画書を念入りに仕上げるのもいいですが、その前に行うべきことはたくさんあります。その中で最も重要なのは、あなた自身のビジネスでの実績や成果を大きくすることです。これを実現していなければ、いくら企画書を気に入ってもらったとしても、実際に編集者と会ったときに相手がガッカリしてしまうだけです。

こうした事実を認識したうえで、まずは自分自身のビジネスレベルを上げるようにしましょう。その後に書籍出版を考えることが、正しい出版社へのアプローチ法だといえます。

出版コンサルティング

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