本の販売を出版社だけに頼っていては、あなたの本が売れることはありません。日の目を見ることなく、どこの書店からも消えていくことでしょう。

これを防ぐために著者が本を売っていきます。著者が行う販売促進の中でも、大きな効果を見込める方法として新聞広告があります。初版の印税を新聞広告費にまわし、あなたの本を売っていくようにしてください。

新聞広告の種類と効果

あなたが新聞広告を出す時、「サンヤツ」「半三段広告」「半五段広告」のいずれかに出すようになります。新聞の記事下には、たいてい本の宣伝があります。この広告を見ると、「ウクレレ入門」「脊柱管症候群を治す」のような、マニアックな内容まであります。

無意味に広告を出す出版社はいないため、そのような内容でも、広告を出せば本が売れることが分かります。実際、新聞広告は本の販売促進に大きな効果を示します。まずは、それぞれの広告について説明していきます。

サンヤツ

新聞のトップ一面は、そのほとんどが本の広告です。なぜなら、それだけ効果があるからです。その中でも、新聞記事の三段分を横に8等分したものをサンヤツ(三段八割広告)といいます。

以下のように、8つの広告が横並びで掲載されているのを見たことがあると思います。

サンヤツでもある程度の効果を見込めますが、無名著者が増版させるくらいの勢いをつけることはできません。やはり、他の広告に比べてどうしても効果が落ちてしまいます。

半三段広告

同じトップ一面に記事三段分の広告を掲載するにしても、八等分ではなく、半分にした「半三段広告」はかなり効果があります。新聞トップに載るので多くの人の目に止まりますし、あなたの本が売れるスピードに勢いをつけることができます。

私の場合、地元の新聞に以下のような半三段広告を載せたことがあります。新聞広告の中でも、最も効果の高い販促方法です。

半三段広告

私が広告を出したとき、新聞に電話番号を記載していたためか、私宛てに「本を購入したいのだが、どうすれば良いのか」という電話がたくさんかかってきました。地方紙であれば、都道府県にもよりますが20万円程度で掲載可能です。

半五段広告

本気で増刷を狙うのであれば、有力紙の半五段広告を行いましょう。新聞を一枚めくると、記事五段分を半分にした半五段広告がたくさん載っているはずです。ここに、あなたの本の広告を出すのです。トップ一面への掲載ではありませんが、半五段広告は大きな威力を発揮します。

私だけでなく、出版社や他の著者も半五段広告による効果を実感しているため、間違いなく本が売れていきます。

ただし、日本全国を対象にした有力紙へ半五段広告を掲載するには、500万円以上もの高額な費用が必要です。個人でこのお金を支払うのは困難なため、出版社へ「印税と相殺させていいので、有力紙へ半五段広告を一緒に出しませんか」と打診してみてください。

本が売れるだけでなく、広告を出せば書店の仕入れにも影響させることができます。広告が出ると本が売れていくため、書店であなたの本を置いてもらえる可能性が高まるのです。

地元の新聞に広告を出す

あなたが地方出身であるなら、地元の新聞に広告を出してください。有力紙のような高額な広告費は要求されないため、広告を出しやすいと思います。このときは、「トップ一面への半三段広告」または「半五段広告」を検討してください。私も、先に示したように地元の新聞へ半三段広告を出しました。

広告を出す場合、掲載日の一週間前までに、地元のあらゆる書店へ出向いて営業を活動を行う必要があります。書店へ行き「地元出身の著者であり、新聞広告を出す」ことを伝えるのです。地元であることもあり、ほぼ100%の確率であなたの本が平積みされるようになります。

既に書店へ行けばあなたの本が置いてある状況にさせ、新聞広告の掲載日に多くの人に本を取ってもらうようにするのです。

また、新聞掲載が終わった後であっても、あなたの本は書店へ置かれ続けることになります。地元出身であり、あいさつまで行ってくれたあなたの本を書店員さんが返品するとは考えにくいからです。実際、私の地元で広告を出した後に書店を確認すると、本はそのまま平積みされていました。

単に広告を出すだけでなく、書店員さんも巻き込みながらあなたの本を売っていくようにしましょう。これが、新聞広告の効果を最大限に高める方法です。書店営業が難しい場合は、新聞広告が掲載される前に書店へFAXを流すことを検討しましょう。

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