出版をしたい人はたくさんいます。しかし、既に原稿を書き上げている人は極端に少ないです。出版したいと思っている人に聞いてみると、「企画はありますが、原稿はまだ書いていません」と平気で言います。

ただ、残念ながらそのような人が出版できるようになるとは到底思えません。本気で出版したいと思うのであれば、誰に言われなくても原稿を書いてしまうのが普通だからです。

ぐだぐだ言わずに原稿を書き上げる

「原稿を書いていないが出版はしたい」という人の内容を聞くと、たいてい面白くありません。独りよがりのコンテンツであり、単に自分が書きたいことを本にしようと考えています。本を出した後のことを考えず、出版すること自体が目的になっています。

そうではなく、「自分の中にあるコンテンツを世間に伝えたい」という情熱のある人であれば、出版が決まる前に原稿を書き上げます。

私もその中の一人でした。コンサル生の中に出版している人がいたため、それをきっかけに「私も本を出したい」と思うようになりました。その2ヶ月後には大手出版社の編集者と打ち合わせをする段階にまでこぎつけることができ、運よくその出版社から本を出すことができました。

出版社へ出向くまでの2ヶ月の間、私はそれまでに新たに出版用の原稿を書いていました。このときの文字数は10万文字程度です。1冊の本が10万文字といわれているため、内容としてはそのまま出しても問題ないくらいの量です。

実際は新たに原稿を作成することになりましたが、書き上げていた原稿の2割をそのまま使用し、活かせる部分は活用しました。また、出版社と打ち合わせするときに既に書き上げていた原稿の一部を渡し、その場でアドバイスをもらうこともできました。

そういう意味では、原稿をあらかじめ書いていたことは私にとって大きなプラスでした。

本を出すことのできる人は誰に言われなくても原稿を書いてしまいます。「企画が通らないと原稿を書いても意味がない」という戯言をいう人は多いですが、そうではありません。

原稿を書くことで、ようやく企画になります。「このようなストーリーで本を書きたい」と机上の空論を繰り広げるのではなく、既に書き上げた原稿からタイトルや目次を作るのです。そうすれば、出版を通してあなたが伝えたい内容をより明確にできます。

また、編集者が最も心配することとして、「この人は本当に原稿がかけるのか」ということがあります。既に原稿をもっているのであれば、この原稿を送ることで編集者の心配をすべて取り去ることができます。原稿から著者の力量をみることができるため、編集者の心配もなくなります。

没原稿は再利用する

本を出したいと思っているのであれば、サイトやブログを行うことは必須です。サイトやブログに記事を書きためて出版に至った人はいくらでもいますし、アクセスが集まる媒体を作れば本を出したときの宣伝ツールになります。

出版が決まる前に原稿を書き上げておく重要性は先に述べた通りですが、このときは間違いなく没原稿が大量に出てきます。私であっても、やり取りを行う中で編集者に何十ページにもわたってザクッと文章を削られたことが頻繁にあります。

ただ、たとえ原稿を削られたとしても、サイト運営を行っていれば無駄になることはありません。

削られた原稿をどのようにするかというと、没原稿をそのままサイト上にアップします。本にならなかった原稿には変わりませんが、あなたが本に載せようと思ったくらいのコンテンツです。その内容をそのままサイトに載せれば、アクセスを集めることができるはずです。

私の場合、初出版を果たした本の没原稿をそのままウェブ上に公開しただけで、合わせて月1万PV以上を集めるコンテンツへと成長しました。このように、手元に眠らせておくのではなく、たとえ没原稿であっても有効活用しなければいけません。

サイト運営を行っていれば、原稿を書くことによる無駄は一切生まれません。出版を考えている人であるほど原稿を書き上げることから始める必要があります。

出版するためのコツを聞いて回っている人は多いです。むしろ、そのような人が大多数です。ただ、残念ながら人にコツを聞いて回っている段階では出版は厳しいと言わざるを得ません。

一方、方法によっては私のように2ヶ月で編集者と打ち合わせをするようになり、その半年後に出版してしまうことも可能です。私は他の人に本を出すためのコツを聞いたことはありませんでしたが、出版に向けて2ヶ月という短い間に圧倒的な行動をしたことは確かです。

いつまで経っても出版できない人は「出版のコツを聞く」という無駄な行為をします。これを改め、まずは大量の文章を書くことから始めなければいけません。「原稿を持っていない」と言っている時点で本を出す資格はありません。

出版コンサルティング

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