ビジネス初心者であると、どのようなビジネスモデルを組めばよいかまったく想像できない人が大半です。ただ、私から見ればビジネスモデルはそこらにゴロゴロと転がっています。それに気が付いていないだけであり、稼げるビジネスはいくらでも存在します。

その中でも、特におすすめなのは「書店に通うこと」です。書店に行けば、現在のビジネスがどのように動いているかすべて把握できます。

書店にいけば世の中の動向が分かる

ビジネスを行う以上、本を読むことは必須です。もちろん、本を読んで満足するだけではなく、そこに書かれていることを行動に移して検証することに本当の価値があります。これができると、一冊の本が何百万円にも化けます。

ただ、本を読むだけでなく、「どのような本が書店で並んでいるのか」「雑誌の中にどのような広告が載っているのか」「本にはどのような内容が書かれているのか」を注意深く観察してください。

現在では、1日に200~300冊の本が出版されています。これだけの本が毎日出されているにも関わらず、書店の売り場面積は限られています。そのため、書店に置いてある本は選りすぐりの書籍であるともいえます。平積みされている本となると、かなり売れていると思って良いです。

この中でも、売れている本はその時の流行にのっていることが多いです。例えば、韓国が反日政策を全面に押し出しているときは「反韓本」がベストセラーとなり、似た内容の本も同様に売れ続けた時期がありました。

他にも、サッカーワールドカップが開催されると、それに合わせてサッカー関連の本が多数出版されます。しかも、どれも売れていきます。ただ、これらの本はワールドカップが終わると同時に売れ行きは乏しくなります。

実際に人がお金を出して本を買うため、ベストセラー本はリアルな投票の結果です。これが、「売れている本の種類を見れば、今何が流行っているのかを簡単に見極めることができる」理由です。

書店に行けば、「儲かる分野」まで分かる

本を見れば、ビジネスで儲かる分野が分かります。これは、書店にどのような本が置かれているかを観察することで見えてきます。

本はある程度の需要がなければ売れません。書店もビジネスで本を売っているため、世の中からの需要が高い本(売れる本)を選別して置こうとします。そのため、どの種類の本が多いかを見極めれば、儲かる分野(需要の大きい分野)かどうかが分かります。

例えば、スポーツでいえば野球やサッカーは大きい需要を見込めることは誰でも分かります。それでは、次に何がくるでしょうか。

大型書店にいけば、ゴルフやつりなどのスペースがたくさん取られていることに気がつきます。意外にも、ロードバイク(自転車)の面積も大きいです。

一方、テニスに関する本の売場面積は少ないです。世界的にもテニスはメジャースポーツですが、日本での市場規模はそこまで大きくありません。今回はスポーツを例に出しましたが、このようにして書店から儲かる分野が分かります。

また、雑誌の広告を見てもどの分野が狙い目か分かります。雑誌は本の売上で収益を出しているのではなく、広告費で稼いでいます。雑誌の見開きに一回広告を出すだけで、200万円を軽く超える費用が必要です。

逆にいえば、それだけのお金を支払っても元が取れることを意味します。これを踏まえたうえで雑誌を見続けると、毎回同じ広告が出ていることに気がつきます。

例えば、女性誌を見るとダイエットサプリや美容整形、脱毛の広告が必ず載っています。これらの広告が出ている分野は儲かるからこそ、何百万のお金を毎回出しているのです。これと同じように、あなたの興味のある業界の雑誌を見れば、儲かるビジネスを一瞬で見分けれるようになります。

「読者が欲している情報」を本で探す

さらに、インターネットなどを活用して情報発信をする場合、読者がどのような情報を欲しているかまで書店で把握できます。これは、ロングセラーの本に書かれている内容が該当します。

内容が良いことはもちろんのこと、長年にわたって読者が欲する内容の本でなければ、同じ本が何年も売れ続けることはありません。そのため、書店に置かれている本の中でも、「刊行年が古い書籍」には多くの読者が知りたい内容が書かれていると考えてください。

本というのは、出版して最初の1ヶ月が最も売れます。それから後は、徐々に売れなくなります。その結果、時間が経つとどの書店からも姿を消します。

しかし、何年にもわたって書店に平積みされている本は、口コミなどで広まって多くの読者に必要とされていることを意味します。これを理解すると、ロングセラー本を読むだけで、読者が欲している情報をわずか数時間で把握できるようになります。

書店には、あらゆるビジネスの要素が詰まっています。本を読まないのは論外にしても、読んで満足しているだけではいけません。書店に積まれている本の種類や書かれている内容、本の属性などから読み取れる情報は多いです。本屋はビジネスモデルの宝庫だといえます。

出版コンサルティングの実施

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