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見やすいスライド作成の原則

 

プレゼンを行うとき、スライドを活用する人が大半です。このとき、初心者であるほど文章だけを羅列した見にくいスライドを作ってしまいます。

 

そこで、「キーワードだけを並べる」「図や表を多用する」など、スライドを作成するうえで重要な原則を学ぶ必要があります。スライドを作るときにおさえるべきポイントは多くありません。必要最低限の項目を理解して、見やすいスライドを作成しましょう。

 

 データをシンプルにまとめる
スライドを作るときは「できるだけシンプルにする」ことを心がけましょう。多くの情報を詰め込み過ぎてはいけません。内容が多すぎると、聞き手はどこが重要なのか分からなくなってしまうからです。情報を少なくするほど、聴衆に伝わる内容になります。

 

文章で示すのではなく、できるだけ図や表などで提示すると効果的です。本当に言いたいキーワードだけを示すことで、内容を端的に記します。

 

なお、中には統計データを示さなければいけないことがあると思います。このとき、何も加工せずにそのまま載せてはいけません。注目して欲しい棒グラフだけ色を変えたり、強調部位を赤丸で囲ったりして分かりやすくする必要があります。

 

スライドを作るとき、できる限り文字を少なくすることを心がけましょう。そうすれば、伝わる内容になります。

 

 文字の大きさと色を整える
文字が小さすぎると、それだけで分かりにくい印象を与えます。文章が読みにくいため、スライドを見るにも苦労してしまいます。そこで、文字は大きくしましょう。フォントが大きすぎても問題ですが、ある程度の大きさで揃えることを意識してください。私の場合、フォントの大きさを「24」で統一しています。

 

なお、文字は明朝体よりもゴシック体が一般的です。スライドで写すとき、ゴシック体の方が力強く映るからです。数字やローマ字の場合、Times New RomanよりもArialの方が一般的です。

 

また、文字の罫線や色にも気を配りましょう。罫線や色は少ない方が望ましいです。基本的に私は、罫線をスライド内で使いません。使ったとしても、本当に強調したい部位だけに使用します。

 

同じように、色も多くの種類を使ってはいけません。さまざまな色を活用して虹色のようなスライドになると、見るに堪えない内容になります。使う色は3色までにしてください。多くても4色までです。私は「青、緑、オレンジ」を使っています。4色の場合、ここに紺色を入れます。

 

スライド全体を通して重要なことに、「すべてのデザインを統一する」ことがあります。スライドごとにフォントが違ってはいけませんし、色調が変わって違和感を与えてもいけません。統一感を出すために、デザインを最初から最後まで一致させることは重要です。

 

 アニメーションを使わない
なぜか、多くの人はアニメーションを多用する傾向にあります。ただ、スライドの中をごちゃごちゃと動いて回るため、聴衆にとってアニメーションは分かりにくい印象しか与えません。私の場合、アニメーションを用いることはまずありません。

 

一流のプレゼンターも同様であり、アニメーションを連発する人はいません。「アニメーションの使い過ぎは聞き手の集中力を切ってしまう」という事実を知っているからです。シンプルなスライドが最も効果的であるため、できるだけアニメーションを使わないようにしましょう。

 

同じように、スライドが切り替わるとき、めくるように表示させたり、少しずつ画面を変えたりする「アニメーション効果」をつける人がいます。これは絶対に止めてください。スライドが切り替わるときの画面効果は、聴衆の注意をそらすというデメリットしかありません。

 

 背景は白で統一する
スライド背景の色は決まっています。それは、「白」です。この色以外にありえません。少なくとも、あなたは必ず白を基調とした背景色のスライドを作成してください。

 

そうはいっても、スライド背景を青にしたり緑にしたりしている人は多いです。これは、聴衆に対して「自分は二流の講師です」と宣伝していることと同じなので止めましょう。スライド背景が青や緑などであると、それだけで見にくいです。

 

このように述べてきましたが、「自己満足のスライドを作らない」ことを意識してください。アニメーションをつけたり、多くの文字色を使ったりするのは自己満足でしかありません。スライド背景を白色以外にすることも同じです。

 

そうではなく、聞き手のことを思ってスライド作成を行えば、「どうすればシンプルで見やすい内容になるか」を考えるはずです。無駄な機能は使わず、あなたのプレゼン内容だけで勝負するほど満足度の高い内容に仕上がります。

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