マインドセット

起業家がビジネスでモチベーションをあげ、やる気を維持する思考法

ビジネスを行う上で、最も多い問題として「モチベーションが上がらない」ことがあります。どれだけビジネスで稼ぎたいと考えても、やる気が起こらなければ行動できません。

そのため、「どのようにすればやる気のスイッチを入れることができるか」について悩んでいるビジネスマンは非常に多いです。ただ、実のところ間違った認識をしている人がほとんどです。

まず、大前提としてモチベーションが勝手に上がることはありません。やる気のスイッチを探したところで、そのようなものは存在しないのです。

そこで副業・起業を考えるのであれば、正しいモチベーションの上げ方を事前に理解しておかなければいけません。ここでは、「ビジネスを実践するうえで重要な、正しいモチベーションの維持方法」について解説していきます。

簡単な作業をして行動すれば、仕事のやる気が起こる

多くの人は「モチベーションを上げて行動しよう」と考えています。つまり、以下のような順番で考えます。

  • モチベーション → 行動

しかし、この考え方を選択しているから行動できません。

そもそも人間は、何もしなくてもモチベーションが上がるようなことはよほどのことがない限り起こりません。

そのため、実際には逆の考えを選択しなければいけません。それは、「行動をすると勝手にモチベーションが上がってくる」という考えです。つまり、以下のような流れになります。

  • 行動をする → 勝手にモチベーションが上がる

つまり、何でも良いので行動をすることが重要になります。ただ、「一時間以上は頑張って作業を行おう」とまでは考えなくても良いのです。「5分だけやろう」と思って行動すれば問題ありません。「5分間だけ文章を書いてみよう」「ちょっとだけで良いので、パソコンをいじってみよう」などの程度で良いのです。

例えば私の場合、当サイトを運営しているようにWebサイト運営(ネットビジネス)で起業しており、いまではそれなりに軌道に乗っています。

サイト運営では「どれだけ有益な記事を書けるか」が勝負ですが、正直なところ私は文字書きが好きなわけではありません。

そこで、「100文字だけ書こう」と考えて以下のようにパソコンの前に座り、文章を書いています。

そうすると、気づいたら1記事が完成しているようになります。このように、毎日簡単にやれることを決めることが最も重要になります。

勝手にモチベーションが上がる作業興奮の原理

行動をし始めると、勝手にモチベーションが上がっていきます。これによって、毎日の積み重ねが一週間となり、一ヶ月、そして半年や一年になっていきます。

多くの人はモチベーションを上げて行動しようとするから失敗します。そうではありません。考えが逆です。行動するからモチベーションが上がるのです。やる気のスイッチが存在しない以上、簡単な行動を継続することでやる気を上げなければいけません。

これは掃除などでも同じです。やる前は面倒臭いと思っていたとしても、「始めてみれば、汚い場所が気になって掃除を止められない」という体験をした人も多いと思います。

これを、行動心理学では作業興奮と呼びます。何かの作業を始めると、だんだん脳が興奮してきて高いモチベーションが維持されるのです。

そのため、モチベーションを上げる最も有効な方法は「小さいステップとして、簡単な行動を起こす」ということになります。作業興奮を意識したうえで、副業・起業をしてビジネスを動かしましょう。

結果を出せば、なおモチベーションが上がる

実際のところ行動しなければモチベーションは上がりません。ただ、事業を実践するのであれば数百円でもいいので成果を出してお金が入ってくると、急にモチベーションが上がるようになります。

つまり、金を生み出す経験がエネルギーとなります。やればやるだけ稼げるようになるので、勝手に楽しくなります。

私であれば、最初に運営したWebサイトとして以下の薬学サイトがあります。起業ではなく初めは副業で開始したのですが、なぜ続けられたかというと少額ながらもお金が入ってきたからです。

これが単なるボランティアであれば、私のモチベーションがここまで維持されることはありません。他の人に感謝されたところで、無償で行う作業でモチベーションを上げることのできる人などいないのです。

そのため、起業を考えるのであれば「会社などの組織に属さず、自分ひとりだけの力でお金を生み出す」という経験をしてみるといいです。そうすれば、モチベーションの維持も容易になります。

強制力を付けてモチベーションを維持する

このようにモチベーションを上げる方法として、「5分だけやってみよう」と考え、「簡単なことでもいいのでひとまず行動してみる」ことがあげられます。しかし、中にはこうした最初の簡単なステップを行動に移すことすら難しい人もいます。そうしたとき、どう対処すればいいのでしょうか。

モチベーションを維持する方法として、別の方法もあります。それは、強制力のある人と付き合ったり、強制力のある環境に無理やり身を置いたりすることです。これは、世の中で仕事をするサラリーマンを見れば理解できます。

・なぜ、やる気のない社員が毎日会社に行くのか

社会人の中で「仕事がつまらない」「会社に行きたくない」と思っている人は山ほどいます。むしろ、そのように考えている人の方が多いです。

普通に考えれば、このような気持ちであればモチベーションがゼロのはずです。それにも関わらず、どれだけモチベーションがなくても会社に出社してきっちり仕事をこなします。それでは、なぜ彼らはモチベーションが全く無い状況なのに仕事を行うことができるのでしょうか。

答えは簡単であり、そこに強制力が働いているからです。

会社に行けば、やる気がなくても一応みんなが席について仕事をしています。仕事の締め切りもあり、これを守らなければ上司から怒られます。つまり、仕事をやらざるを得ない状況なのです。

このような理由があるため、たとえ仕事に対するやる気がなくても多くの人は行動することができます。そこで、これと同じ状況を作り出せば良いのです。

例えば私の場合であれば、一人でビジネスをしているといっても企業と提携しながらビジネスをしています。そのため、「モチベーションが上がりません」などという暇はありません。行動しなければいけないのです。

どちらかと言うと、「モチベーションが上がらない」と文句を言っているのは幸せなことです。現状にある程度満足しており、このままではダメだという気持ちが薄いために行動できないのです。そこで、やらなければいけない強制力のある環境を構築するようにしましょう。

モチベーションの動機づけ:報酬・恐怖・内面(心構え)

さらにこのとき、起業家としてよりやる気を維持して行動したいと考えているのであれば、将来の目標を見据えるようにしましょう。

副業や起業によってビジネスをするとはいっても、実際のところすぐに諦めてしまう人が大多数です。決意したとしても、すぐに諦めてしまうのです。

例えばサイト運営のネットビジネスであれば、どれだけ頑張っても1年間は成果がでません。そのため、ほとんどの人が途中であきらめてしまいます。あと少しだけ頑張れば成功者になれるにも関わらず、ビジネス自体を止めてしまうのです。

これは、モチベーションの方向性が間違っているから起こります。

例えば、「何とかして月100万円を稼ぎたい」とだけ考えている人は、正直なところ成功するのが難しいです。これは、モチベーションの動機について学べば理解できます。モチベーションは大きく3種類に分けられます。それぞれ以下の通りです。

  • 報酬によるモチベーション
  • 恐怖によるモチベーション
  • 内面によるモチベーション

これらのやる気の源泉について解説していきます。

報酬によるモチベーション

1つ目のモチベーションは「報酬」を与えることです。給料を上げるなど、何かを達成するたびにご褒美を差し出すという作戦です。

これによってモチベーションを上げることはできますが、問題点も多いです。それは、長続きしないという点です。たとえ一時的に給料が上がったとしても、それに慣れてしまえば、さらに高い報酬を要求し始めます。

もし、さらに高い要求が受け入れられなければ、モチベーションは一気に下がってしまいます。つまり報酬を与えることによるモチベーションには、報酬がなければすぐに冷めてしまうという側面があります。

例えば、ネットビジネスを始める人の大多数は金だけを考えます。しかも、「簡単に」「すぐに」と言葉につられて副業を始める場合、たかだか3ヶ月程度の作業で諦めてしまう人がほとんどです。「稼ぎたい」「月100万円を目指す」などのように、お金という目標だけでは、モチベーションは続きません。

恐怖によるモチベーション

先ほどの報酬とは逆に、「恐怖」によってモチベーションを維持させるという方法があります。上司からの叱咤などがこれに当たります。これらの恐怖から逃れようとするために動き回るのです。

訪問営業などで何とか食いつないでいる会社は特にこのタイプが多いです。アポイントが取れなかったり、売上が少なかったりすれば「帰ってくるな!」と怒られます。

しかし、実は恐怖によるモチベーションが最も効果が薄いです。なぜなら、その人が開き直ってしまえば全てが終わってしまうからです。会社を辞めてしまうかもしれませんし、歯向かってくるかもしれません。いずれにしても、良いことはありません。

「アメとムチ」という言葉が世の中にはあります。ただ、アメを用いた報酬であっても、ムチを用いた恐怖であってもモチベーションは続かないのです。

内面からのモチベーション:セルフモチベーション

しかし、唯一モチベーションを延々と持続させるものがあります。これには、モチベーションの3番目である「内面からのモチベーション」があります。内から湧き上がってくるモチベーションのことであり、セルフモチベーションやパーソナルモチベーションと呼ばれることもあります。

セルフモチベーションの場合、たとえ大きな報酬を得られなかったとしても、四畳半の小さい部屋で何も文句を言わずに作業をもくもくと進めることができます。セルフモチベーションとは、いわゆる自己実現の欲求のことを指します。

内からのモチベーションのある人なら、たとえビジネスを始めるにしても、お金は欲しくても他人を騙したり蹴落としたりしてまで稼ごうとはしません。

例えばネットビジネスであれば、情報商材アフィリエイトのようなねずみ講ビジネスがあれば、真っ当な手法によるビジネスもあります。このうち人を騙す情報商材アフィリエイトではなく、誰からも感謝される真っ当なビジネスを志すはずです。

また、そもそもの目標が「金」という報酬ではないため、多少の困難が待ち受けたとしても続けることができます。つまり、内面から湧き上がるモチベーションが最も長く続くのです。

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成功して金持ちになりたい理由を明確にする

同じやる気でも、最も強いのがセルフモチベーションです。そのため、なぜ副業や起業などによってビジネスを行い、成功したいのか明確にしましょう。このときは「月100万円を稼ぎたい(報酬のモチベーション)」などでは長続きしません。

報酬や恐怖によるモチベーションだと、いくら作業興奮を意識したとしても、強制力の付く環境に身を置いたとしても、結局のところ投げ出すようになります。

そうではなく、内からメラメラと燃え上がる闘志を燃やし、「無報酬でもいいから、何としてでも達成したい」という志をもっている人が真っ当なビジネスで成功できます。

例えば私のクライアントで成功者になった人の中には、「おじいちゃんが経営者で成功していて、何としてでも祖父を超えたいと思っていた」という人がいます。その人はコツコツが努力した結果、2年後には一人で年商1億2,000万円のビジネスを作り上げました。

また、他には「自分の子供が生まれて、この子を何としてでも幸せにしたい」と考えてビジネスを始めたママが私の知り合いにいます。その人も当然のように成功しています。こうしたものが内なる欲求になります。

ここまでを理解したうえで、あなたはなぜ起業して成功したいのでしょうか。内なるモチベーションを意識したうえで、事業に取り組むといいです。

モチベーションの源泉を見つける

実際のところ、ビジネスを始めたとしても簡単には成功しません。むしろ失敗する人の方が多いです。例えば私であればネットビジネス(Webサイト運営)をメイン事業にしていますが、知り合いにやり方を教えてほしいと聞かれることがあります。しかし、方法を教えても「忙しい」「時間がない」と言い訳して何も行動しません。

こうした現状を見ると、全員が成功するわけではないことが分かります。また、最初だけやる気を出したとしても、結果が出ないので結局のところ途中で諦めた人も非常に多いです。

しかし、そうした人たちには共通点があります。それは、正しいモチベーションの維持方法を理解していなかったことです。

やる気というのは、内なるモチベーションでなければいけません。また、それを設定したうえで「小さな行動を起こす(作業興奮)」「強制力を付ける環境に身を置く」などを実践して、確実に行動に移す必要があります。

そうすれば、確実に行動し続けるようになります。まずはビジネスで成功するために必要な状況を整えるようにしましょう。あとは儲かるビジネスモデルを作り、起業家としてビジネスで成功するだけです。

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