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メルマガでのネタ切れを防ぎ、コンテンツを量産するネタ作りの方法

ネットビジネスでの副業や起業、さらには売上増加を考えるとき、メールマガジン(メルマガ)は非常に重要なツールです。メルマガを利用するだけで売上が加速度的に伸びていくようになります。

ただ、メルマガ発行者にとって一番の悩みはネタ切れです。日々、情報発信をしていく中で最初の方はネタがたくさんあったとしても、徐々にネタが尽きてきます。その結果、何を書けば良いか分からなくなります。これを防ぐために、ネタ切れの対策を実施しなければいけません。

それでは、どのように考えて面白いコンテンツを企画し、ネタ作りを続けていけばいいのでしょうか。そのための考え方やテクニックについて解説していきます。

専門性の高い、面白いネタを企画するコンテンツマーケティング

面白いネタを企画するとはいっても、「なんでもアリ」の雑学内容であると刺さらないメルマガになってしまいます。そこで、必ず分野を絞らなければいけません。

メールマガジンというのは、有益な情報を提供するコンテンツマーケティングで成り立っています。

内容が面白くなければすぐに読者解除されてしまうため、どれだけ優れたネタを提供できるかどうかがキモとなります。

しかし、人によって興味のあるコンテンツ内容は異なります。そのため、雑学やコラムを含め、雑記ネタは刺さりません。

例えば、私はやせ型の男性です。そのため、ダイエットの内容のメルマガには興味がありません。一方で当サイトを運営していることから分かる通り、ビジネスには興味があります。そのため、どのようにしてビジネスを拡大させるのかに関する内容であれば読みたいです。

これと同じように、「あなたのビジネスに関わるお客さん」が何に興味をもっているのかを考えるようにしましょう。例えば、当サイトはWebマーケティングやネットビジネスでの副業・起業に関するサイトであるため、以下の内容であればメルマガに書いても問題ありません。

  • サイト・ブログ運営による集客方法
  • メールマガジンの使い方
  • 売上アップのやり方
  • アフィリエイトによる稼ぎ方
  • 節税対策

私のビジネスサイトを見る人の場合、上記以外の内容をメルマガとして送っても面白くない内容になってしまいます。例えば、同じ金儲けであっても株の情報発信を始めると、「投資」の分野となり属性がまったく違うので興味のある内容ではなくなってしまいます。

そこで、あなたの専門に特化した内容だけを発信するようにしましょう。面白いネタを企画するとはいっても、「読者が興味のある内容」であることが大前提です。

ジャンルの内容を絞りすぎるのは問題

ただ、注意点があります。それは、「メルマガで発信するテーマを絞り過ぎてはいけない」ということです。

例えば、私が発信するメールマガジンで「メルマガによる売上アップの方法を教える」というテーマであればどうでしょうか。この場合、1ヵ月以内にネタ切れを起こすようになります。理由は単純であり、メルマガによる売上アップの方法であると、記事として伝えるべき内容が少なすぎるからです。

そこで、もう少し大きくテーマを取り入れるようにしましょう。先ほど示したように、私であれば「サイト運営」「アフィリエイト」「節税方法」「ネットビジネスをリアル店舗で活かす方法」などの内容まで含めてメルマガで情報提供することを考えるのです。

メルマガの発信テーマでは、ある程度は専門性に特化させながらも、狭すぎないジャンルを狙うようにします。さじ加減は少し難しいですが、もしネタ切れを起こしそうになった場合、他の分野についても手を広げるようにすれば問題ありません。読者が興味をもつ内容であることは大前提ですが、そうであるならメルマガのコンテンツとして発信しても大丈夫です。

例えば私の場合、以下のメルマガは「サイト運営の秘訣」について配信した記事内容です。

ただ、あるときは以下のように「なぜ、いまのような株式会社の仕組みができあがったのか」など、歴史や成り立ちに関する内容のメールマガジンを送ることもあります。

ビジネスに興味のある人であれば、当然ながらどちらも興味深く読んでくれます。メルマガでのネタ作りでは、このように読者が興味のあることであれば何でもコンテンツの対象になると考えてください。

編集後記は例外的に、雑学やコラムを入れても問題ない

なお、メインとなるメルマガコンテンツとは別に編集後記を入れる場合、その中に雑学やコラムを入れても問題ありません。

編集後記とは、コンテンツとは別にそのとき思ったことや感じたこと、小ネタを記載する部分になります。メルマガ読者のファンであれば、編集後記も高い確率で読まれることになります。

例えば、以下の部分が編集後記になります。

メルマガを発行するとき、編集後記を利用するかどうかはあなた次第です。編集後記を活用してもいいし、面倒であれば省いても問題ありません。100~500字ほどの簡単な文章で記すのが編集後記になります。

読みたくなるメルマガのネタ探し

ジャンルをある程度まで決めた後は、実際にネタ作りを行うようにしましょう。あなたの中に眠っているネタの中で「こういう情報をぜひとも発信したい」という内容が必ずあるはずです。そうしたものをコンテンツに詰め込んでいくようにしましょう。

しかし、ここまで述べた通りある時点でネタ切れを起こすようになります。そうしたときは頑張ってネタ探しをしなければいけません。そのために必要な考え方があります。それは、以下の通りです。

  • 既に送ったメルマガの内容を細分化する
  • 他人のメルマガ、SNSを参考にする
  • 企業ニュースからの季節ネタ、時事ネタを取り入れる
  • お客さんからの質問やアンケートに回答する

それぞれについて、詳しく確認していきます。

既に送ったメルマガの内容を細分化する

これまでに送った内容のメールマガジンがある場合、それをさらに細分化して深掘りするという手法はかなり有効です。浅く広い知識ではなく、あなたの専門知識を活かして狭く深い情報を提供するのです。そうすれば、読みたくなるメールマガジンに変貌します。

例えば、以下のような内容のメールマガジンを送るとします。

  • B to Bでのビジネスを成功させる3つのステップ

メルマガ内では、「なぜ、B to Bによる企業間のビジネスが優れているのか」「どのようにして企業と組めばいいのか」「注意点はあるのか」について解説していきます。ただ、メルマガなので長くても3,000字以内が適切です。長すぎるメルマガは読まれないからです。

そうなると、当然ながら説明不足の箇所がたくさん出てくるようになります。読者にとって、以下のように疑問に思うことがたくさんあります。

  • 実際のアポイントはどのように取るのか
  • 商談を進めていくときの注意点は何か
  • 契約書は作るべきか、それとも不要か
  • 契約時の報酬・仲介手数料はどう決定するのか

このようにメルマガ購読者には、説明できていない部分のいろんな疑問点が浮かび上がってきます。そこで、より内容を狭めてそれぞれの対策をメールマガジンとして発信します。「アポイントの取り方に関するメルマガ」「商談を進めていくときのメルマガ」などの内容を深掘りしながら考えて送るのです。

また、商談を進めるとはいっても「何度も訪問すると好感度が上昇する」「信頼関係を素早く構築するテクニック」など、さらに細分化してメルマガの内容を構築できます。

そうして細かい専門的な内容のメルマガを考えるようにすれば、一つのテーマからほぼ無限にメルマガで送るべきコンテンツを思い浮かべられるようになります。そうしてネタ作りを続ければ、いくらでもネタアイディアをストックできます。

他人のメルマガ、SNSを参考にする

ただ、あなた一人だけのアイディアでは必ず限界があります。そこで、他人の力を借りるようにしましょう。実際に面白いネタを提供できる人ほど、他人の情報をネタ作りの参考とします。

具体的には、似たテーマで情報発信している人の情報を参考にしましょう。他人のメルマガを購読したり、SNSを活用したりするのです。

他人のメールマガジンを読めば、そこにはネタがいくらでも埋もれています。ここから、読みたくなるようなネタを活用させてもらうのです。

SNSでも同じです。ネタ集めに最も効果的なSNSはTwitterですが、ここであなたと似たビジネスをしている人をフォローしましょう。例えば私の場合、以下のようにTwitterでビジネスに関する情報を発信しています。

Twitterの場合、文字数が短いので端的に主張を伝えなければいけません。そこで、他人がつぶやいた主張についてより情報を膨らませ、あなたのメールマガジンで情報提供しましょう。

このときの注意点として、他人のメルマガやSNSはあくまでも参考にさせてもらうことがあげられます。パクりはダメであり、「同じ題材を活用させてもらう」ことが重要になります。

例えば、あなたが健康系メルマガをしているとき、他の人が「高血圧には梅干しがいい」という情報を発信したとします。このとき、あなたも同じように自分の健康メルマガで「高血圧には梅干しがいい」という情報を提供する場合、パクりになります。

そこで、発想を変えなければいけません。「高血圧には梅干しがいい」というのは、要は「高血圧にどのような食べ物が優れているのか」という情報を提供していることになります。そこで、「高血圧には〇〇がいい」の部分の「〇〇」について、あなた独自の考えで「優れた食べ物」を情報発信するのです。そうすれば、同じ健康メルマガであっても違うテーマとなります。

発信内容やタイトルをそのまま真似するのではなく、あくまでもテーマを真似させてもらいます。

今回であれば、健康メルマガで高血圧に良い食べ物についてあなた独自の情報を入れ込むようにするのです。このようにして、他人の情報を参考にさせてもらいましょう。

企業ニュースからの時事ネタ、季節ネタを取り入れる

また、先ほどは個人が発信する情報を参考にさせてもらうことを伝えました。ただ、個人が情報発信する内容に限らず、企業ニュースを利用しても問題ありません。あなたのビジネスに関するネタとしては、テレビや新聞社などが日々ニュースを考えてくれています。これを題材にするのです。

例えばヤフーニュースを開けば、そこにはネタ探しに困らないというほど、いくらでもネタが転がっています。事例を挙げると、以下はヤフーニュースにあった「急に気温が下がって寒くなります」というニュースになります。

「気温が下がる」というニュースがあらゆるテレビやネット記事にも取り上げられるわけですが、ここからあなたのメルマガに関するネタ作りができないでしょうか。

例えば、健康メルマガの人であれば「季節の変わり目にぜんそくが増える理由」という内容を思い浮かべるかもしれません。

これがビジネス系メルマガの場合、例えば「気温が急に下がると、のり弁当が売れるようになる理由」というメルマガが適切です。降温商品という、気温が下がるほど売れる商品(代表例がおでん)があるため、これについて解説するのです。

連想ゲームにはなりますが、このように一つの事象からあなたのメルマガネタにつなげることができます。メディア関連企業から発せられるあらゆるニュースがメルマガネタになるのです。

・季節ネタを利用する

また、季節ネタを取り込む方法も有効です。先ほどは気温の変化という簡単な時事ネタを交えて解説しましたが、季節によるネタをメルマガのネタ作りで取り入れるのは王道の手法になります。このとき、以下のようなものが存在します。

  • 1月:年始、元旦、正月、成人の日
  • 2月:節分、立春、バレンタイン、うるう年
  • 3月:ひな祭り、ホワイトデー
  • 4月:桜、エイプリルフール、黄砂、花粉症
  • 5月:ゴールデンウィーク
  • 6月:梅雨、夏至
  • 7月:夏休み、七夕
  • 8月:お盆、終戦記念日
  • 9月:残暑、シルバーウィーク
  • 10月:ハロウィン、〇〇の秋(食欲、運動、読書、芸術など)
  • 11月:立冬、七五三
  • 12月:冬至、クリスマス、年末

こうした季節ネタをあなたのビジネスと関連付けて発信しても問題ありません。特に社内向けコラムや編集後記であれば、季節に関するネタを入れやすいです。

お客さんからの質問・雑談やアンケートに回答する

あなたがビジネスを動かしているのであれば、必ず何かしらお客さんから反応をもらっているはずです。お客さんから質問をもらい、それに対して回答しているのです。

質問に回答している場面については、セミナーかもしれませんし、Web上からのメールかもしれません。対面営業しているとき、雑談中に質問をもらうことも多いです。

例えば、私であればいろんなサイトを運営しており、その中の一つに薬学サイトがあります。このサイト経由でいろんな質問が寄せられるわけですが、例えば以下のような質問を受けることがあります。

こうした素朴な質問を受けるということは、他にも同じように困っている人がいることを意味しています。人間の悩みやトラブルはみんなほぼ共通しているため、質問に対して回答するのと同時にメルマガ作りのネタにしてしまうといいです。質問を積極的に受ければ、その分だけコンテンツ作成に困らなくなります。

そのため、場合によってはアンケートを取ってもいいです。メールマガジンで「どのような質問にも答えます」という内容を投げかけ、アンケートをできるだけたくさん送ってもらうのです。

このときは個別に答えるだけでなく、受けた質問に関するテーマをメルマガで書くようにしましょう。アンケートをうまく活用すれば、ネタ作りに困らなくなります。

メルマガのついでにサイト、ブログを作る

なお、メルマガでのネタ切れを防ぐ非常に効果的な方法として、サイトやブログを同時に作ることがあげられます。

サイト・ブログの作成がなぜ、メルマガのコンテンツ作りに役立つのでしょうか。それは、サイト上にある記事をコピペし、メルマガへ転用するだけでメールマガジンの内容が完成するからです。

実際、私もメールマガジンを活用していますが、ゼロからメルマガの内容を考えることはほぼありません。ネタばらしをすると、サイト上に存在する記事をコピペしてメルマガに転用しているだけになります。しかも、この手法を何年も続けています。

ただ、それであっても今までクレームが来たことは一度もありません。

サイトやブログのコピペでも問題ないのは、当然ながら理由があります。例えば私のサイトの場合、非常に記事の量が多いです。そのため、読者はサイト上のすべての記事には目を通していません。

また、仮に全記事を読んだ状態でメールマガジンへ登録したとしても、すべての内容を覚えていることはありません。他人が書いた記事を全部記憶している人など存在しないのです。そのため、サイト・ブログに書かれてある内容と一字一句同じ内容を送ったとしても問題ないです。

これと同様に、メルマガを発行しているのであればサイトやブログとしてホームページ上へ、同時に記事をアップするようにしましょう。同じ記事を将来メルマガに利用できますし、Webメディアのコンテンツとしても活用可能です。

メルマガでもホームページでも、どちらも有益な内容を提供するコンテンツマーケティングに相当します。そのため、メルマガにもブログにも同じ記事を活用するのが正解です。

・ネタの3次利用を行う

ちなみに、メルマガやサイト・ブログ以外にもSNS、本、雑誌の連載などに使いまわさなければいけません。つまり、ネタの3次利用や4次利用を実践していきます。中にはネタの10次利用までしている人もいます。

まず、「Webサイトをすべて読み、メルマガにも登録し、Twitterもすべて見ている」などのように、あなたの情報を複数の媒体を網羅して見ている人は稀です。Twitterでフォローしている人であっても、メルマガ読者でないことは多いです。そこで、一つの記事を使いまわしていきます。

注意点として、全く同じ記事をメルマガとSNSへ同じタイミングで毎回アップすると微妙です。そこで、「SNSには一週間後に記事をアップする」など変化をつける必要があります。タイミングをズラすことで、ネタの3次利用や4次利用が可能になります。

メルマガコンテンツの量産方法を理解する

メールマガジンのネタ探しは多くの人が苦労することの一つです。長くメールマガジンを発行しているほどネタ切れを起こすようになるからです。そうしたとき、適切なネタ探しの方法を知らなければメルマガを続けるのが辛くなります。

ただ、やり方を知っていれば問題なくメルマガのコンテンツを量産できるようになり、記事内容を考えるのに苦労しなくなります。

このとき、メルマガで情報発信のネタ作りでは、「送ったメルマガの内容を細分化する」「他人のメルマガやSNSを参考にする」「メディア会社が発信しているニュースを利用する」「お客さんの質問に答える」という主に4つの方法を考えましょう。

さらに、情報の2次利用や3次利用をしていけば問題ありません。そうして一つの情報を再利用していけば、さらにネタ切れがなくなります。これが、メールマガジンで必要なネタ作りの考え方になります。

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