ビジネス戦略

起業・独立開業時に生じる親や妻・夫の反対を乗り切り成功するには

起業するとなると、必ずといっていいほど周囲からの反対があります。まず、親や配偶者(夫や妻など)の家族に止められます。人によっては、止められる人は彼氏・彼女かもしれません。今の仕事を辞めずに働いて欲しいといわれることでしょう。

また、いま勤めている会社からも反対されます。あなたが有能であるほど、できるだけ起業しないように説得されます。

当然、周囲の友人に起業のことを相談しても「本当にそれで成功するのか?」と心配されるようになります。「新規事業を立ち上げる」「完全成果報酬の営業マンで頑張る」など、どれも家族や勤務先から猛反対されるのです。

このときにどのような振る舞いをすれば、周囲からの反対を乗り切ることができるのでしょうか。ここでは、「起業時に起こる周囲からの反対を乗り越えて成功する方法」について解説していきます。

反対する人は多く、止められるのは普通

起業家でない限り、世の中に存在する99%の人はサラリーマン思考をもっています。決められた一定の金額が常に振り込まれ、サラリーマンは非常に安定しています。

もちろん、その分だけ大きな成功もありません。またこのような人では、「本当に成功するかどうか分からない」というリスクを取ることができません。

既にものすごく稼いでいる経営者の家であれば、子供に対して「自由に起業しなさい」などとアドバイスしてくれることでしょう。しかしサラリーマンしか経験したことのない親や配偶者(夫や妻)にとって、まだ実績も何もない状態では、本当に稼げている姿を想像できないのです。

その結果、起業・独立開業に反対するという行動に打ってでます。フリーランスとして自営業になったり、法人を作ったりするのを何とかしてやめさせようとします。自らゼロから稼ぐ経験をしたことがないため、これらの行動は仕方のないことでもあります。

本来、起業家というのは完全ゼロベースの状態にワクワクするものです。既に成功している人やシステムが回っている企業に興味を示すことはなく、むしろ収益が年々減少している状態を立て直すことに大きな喜びを感じます。自ら利益を生み出すことが自分の仕事であると認識しているのです。

しかしながら、このような人は圧倒的に少ないです。そのため、あなたが起業したいと周囲に漏らしたとき、賛同してくれる人は少ないでしょう。

個人事業主・フリーランスや法人起業で離婚の危機は多い

それでも起業によって成功したいのであれば、何とかして周囲を説得させる必要があります。このとき、あなたの本気度が試されます。

私もいまでは起業し、それなりにビジネスはうまくいっています。以下の通り、きちんと会社経営をしています。

ただ、私に限らず周囲で成功している人をみても、多くの人は反対に遭っています。

例えば私の知り合いには、完全成果報酬の保険営業で圧倒的な成果を出している人がいます。完全成果報酬なので個人事業主・フリーランスと同じであり、起業家といえます。この人の場合、その保険会社への転職に2年かかったといいます。理由は、周囲からの猛反対があったからです。

まず、自分の親と妻から反対されます。「子供が二人もいて、いまの会社で既に幹部クラスへの道筋が見えているのに転職をするとは考えられない」と言われたそうです。

また、在籍していた元の会社からも反対されます。これまで幹部にするために通常では考えられない研修を行い、多くのお金を使ったといいます。

こうした大反対に遭い、1年目は保険会社への転身が流れてしまいます。それでも諦めきれなかった彼は、その後も起業するために周囲へ働きかけます。

そのようなある日、奥さんと二人で話をします。彼の奥さんは弁護士事務所に勤めており、このときは正式な離婚届を握りしめていました。そのときに奥さんが言うには、「離婚届に印を押してくれれば、好きに独立してもいい」とのことです。

もちろん、条件を提示されました。印を押した後は永続的に養育費を出すという条件です。

もしこれが他人事ではなく、あなた自身に起こった出来事であれば、あなたはどのような行動をするでしょうか。

目の前にある書類に印を押すだけで、それまで反対し続けられていた保険会社の営業職への転身を叶えることができます。問題なくフリーランスとして起業できるわけです。しかし、印を押さなければ一生同じ会社でいつも通りの生活が続きます。

本気であれば人を納得できる

その営業マンはどうしたかというと、喜んで印を押しました。その後、「今までありがとう。ただ、絶対に成功して生活には困らせないようにするから」と離婚届を奥さんに渡しました。

すると、逆に奥さんは慌てます。離婚届を持ってきたのは、本当に離婚するためではなかったからです。独立起業にどれだけ本気なのかを確かめたかったというだけです。またそこまで本気であるなら、成功することを念押した上で独立することを許しました。

そして現在では、宣言通り普通のサラリーマンでは考えられない額を彼は稼ぎ続けています。本人が言うには、「そこまでして嫁に送り出されたため、成功以外に道がなくなった」といいます。

説得が無理なら起業に向いていない

多くの人は、離婚届を出されたときに起業や転職を諦めてしまいます。ただ、これはそこまで本気になれていなかった証でもあります。所詮はその程度の覚悟であるため、起業してもほとんどの人が失敗します。

本気になれば、どのような場面でも乗り越えることができます。これを行える人間だけが、成功するための条件を手に入れることができます。

実際のところ、親や配偶者(または彼氏・彼女)を説得させるのは、独立するうえで最もハードルが低いポイントの一つだといえます。

実際に起業すれば分かりますが、説得よりもハードルの高い事態がいくつも出てきます。売上が思うように伸びなかったり、環境が変わって急に集客できなくなったりするのは普通です。取引先が潰れ、売掛金を回収できなくなることもあります。

周囲を説得できないのであれば、起業しないほうがいいです。独立開業で最も低いハードルをクリアできない以上、起業には向いていなかったといえます。

内緒で起業し、実績を作ってもいい

しかし、中にはどうしても親が納得しないケースもあります。その場合、内緒で起業するという方法を取ってもいいです。

いまの時代、会社をやめなくても副業の範囲内で行動できることは非常に多いです。副業が禁止されていた時代はかなりの昔であり、いまは副業しながらサラリーマンを継続するのは普通です。そうしたとき、働きながら独立するための基盤を作るのは難しくありません。

  • Webサイトを立ち上げて情報発信する
  • 実際に不動産を購入してみる
  • 投資を少額から始めてみる
  • 週末起業として、休みの日に物販を開始してみる

これらはすべて、働きながらでも行えます。起業とはいっても、会社を辞めることがすべてではありません。

例えば私の場合、薬剤師として働いていたのですがサラリーマン時代に薬学サイトを構築し、副業収入を得ていました。以下が実際のサイトです。

サラリーマンの年収を超えた時点で退職したわけですが、このときは親へ事後報告をしました。また、既に結果を出した状態なので周囲の人も認めるしかなく、結果としてスムーズに個人事業主・フリーランスとして独立したわけです。

ちなみに、自営業として活動しているとさらに儲かるようになり、税金が大変なことになったので仕方なく法人化したという経緯があります。

このように、内緒で起業しても何も問題ありません。結果が出ていないから反対されるのであり、目に見える形で成果を出している場合、特に反対はありません。

独立開業時、友人は反応次第で今後の付き合いを考える

ちなみに、こういう起業の場面では周囲にいる人の行動から人間性を読み取ることができます。家族については、起業に反対するのはある意味、当然だといえます。特に相手が嫁なのであれば、今後の生活が保障されなくなるので反対しない奥さんのほうが問題だといえます。

一方で会社の同僚や友人については別です。こうした会社の人や周囲の友人が起業を引き留めるとき、考えなければいけないのは「本当にあなたのことを考えているのか」ということです。

会社の同僚にとって本音をいえば、あなたが起業・独立することで人員が不足し、その穴埋めのために忙しくなる事態を避けたいと考え、引き留めている場合がほとんどではないでしょうか。これは相手のためを思っているのではなく、自分の都合で物事を判断しているといえます。

周囲の友人にしても、起業してあなたに成功してほしくないため、反対しているのではないでしょうか。成功してしまい、自分とは遠い場所に行かれるのが嫌なわけです。

そういう意味では、こういう場面で心から独立開業を応援してくれる友人は本物です。そのような友達を大切にすれば、成功した後でも一生の付き合いになることは言うまでもありません。

成功すれば家族や周囲の反対を止められる

参考までに、既に述べましたが実際に実績を出せば特に反対されることはなくなります。成功さえすれば、「反対」という声を簡単に止められるようになるのです。

それどころか、起業時は反対していた人も「やっぱりお前なら成功すると思っていたよ!」と平気で言ってくるようになります。世の中、そういうものだと考えるようにしましょう。

実際のところ、周囲の反対というのは「誰が発言するのか」によって大幅に変わってきます。例えば私の場合、いまでは薬学やビジネス、節税、金融、相続などあらゆるWebサイトを立ち上げ、どれも成功させています。

そのため私が「〇〇というポータルサイトを構築し、収益化を図ろうと思う」と他の人に伝えると全員が納得してくれます。

ただ、私はコンサルティング業もしていて、サイト運営を経験したことのない人にWebサイト運営のノウハウを教えることもあります。このとき、「これからWebサイトを構築することを考えている人(まだ実績のない人)」が周囲の友人にサイト運営のことを話しても「本当にそれがうまく行くのか?」と疑問を持たれるようです。

私が発言すれば全員が納得することでも、サイト運営の実績ゼロの人が発言すると信じてもらえないのです。ビジネスでは実績がすべてなので、これはある意味仕方がないといえます。

これから起業するというのは、当然ながら全員が実績ゼロの状態から入ります。そのため、誰も「あなたが成功する」と信じることはできません。だからこそ本気で説得したり、内緒で副業したりしなければいけません。

ただ、周囲に反対されて立ち止まっているようでは独立開業で成功しません。ここを乗り切って実際に行動し、成果を出してこそ徐々に周囲が認めてくれるようになります。

独立起業の反対は当たり前

親が起業しているなど、そうした家庭で育った人であれば特に親の反対を受けることはありません。ただ、サラリーマン家庭に育っている場合は確実に親からの反対を受けます。また、結婚している人であれば夫や妻の反対に遭遇します。

特に配偶者にとってみれば、「反対」は自分の安全を守るための行為なので当然だといえます。ただ、これをクリアしなければ起業はできません。

実際のところ、周囲を説得できない時点で起業には向いていません。または、副業として実績を生み出してしまっても問題ありません。こうしたことができない場合、起業を諦めたほうが無難です。

成功者というのは、全員が「反対」を乗り越えています。みんなが通る道でもあるため、周囲の声を押し切って成功へ突き進むようにしましょう。

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